ロジクール製macOSアプリ「Options+」および「G HUB」が証明書期限切れで利用不能に

概要

ロジクールが提供するmacOS向け設定アプリケーション「Options+」および「G HUB」が、コード署名証明書の期限切れにより動作を停止する問題が発生しました。この問題により、多くのユーザーがアプリを起動できず、カスタマイズ機能を利用できない状況に陥っています。

発生した問題とその影響

「Options+」はロジクール製入力デバイスの設定を、「G HUB」はゲーミング周辺機器のカスタマイズを行うための主要なアプリケーションです。証明書期限切れ後、macOS上でこれらのアプリが起動できなくなり、ユーザーはボタンの再マッピング、ライティングオプション、スクロールホイール設定、センサー感度調整など、重要なカスタム機能にアクセスできなくなりました。

この突然の機能停止は、ユーザーの生産性に大きな影響を与え、多くのユーザーがアプリの再インストール、セーフモードでの起動、設定ファイルの削除など、無駄な試みに時間を費やしました。

ロジクールの対応

ロジクールはサポートポータルにて声明を発表し、この問題がアプリの実行に必須の証明書が期限切れになったことによるものと認めました。同社は現在、修正版の提供に向けて作業を進めているとのことです。

ロジクールは、バージョン番号を変更せずに新しいインストーラーを配布し、ユーザーのプロファイルや保存されたカスタマイズ設定は維持されると約束しています。しかしながら、修正がいつ提供されるかについての具体的な日程は明かされていません。

ユーザーコミュニティによる暫定的な解決策

公式の修正が待たれる中、ユーザーコミュニティではいくつかの暫定的な解決策が共有されています。これらには以下の方法が含まれます。

  • システム日付を証明書が有効だった期間(1月5日以前)に設定し直す。
  • 古いバージョンのロジクールアプリをインストールし、自動更新を無効にする。
  • アプリへのインターネットアクセスをブロックすることで、証明書検証を回避する。

ただし、BleepingComputerはこれらの回避策について検証しておらず、その有効性や安全性については保証できないと述べています。

今後の推奨事項

ロジクールからの公式修正がリリースされるまでの間、ユーザーは設定ファイルや保存済みのプロファイルを削除しないことが強く推奨されます。これにより、アプリが再び正常に機能するようになった際に、カスタムオプションが失われるのを防ぐことができます。


元記事: https://www.bleepingcomputer.com/news/hardware/logitech-options-plus-g-hub-macos-apps-break-after-certificate-expires/