AnthropicがClaudeの「BANと当局への通報」メッセージを否定:拡散するフェイク情報に注意喚起

拡散するClaudeの「BAN」メッセージ、Anthropicが否定

AIチャットボット「Claude」の開発元であるAnthropicは、最近X(旧Twitter)上で拡散されている、ユーザーアカウントの永久停止と当局への通報を主張するウイルス性メッセージについて、それが偽物であると公式に否定しました。このメッセージは、Claudeのユーザーが利用規約違反によりアカウントを停止され、その詳細が地方当局に共有されたと主張するスクリーンショットとして広まっていました。

Claudeは現在、最も有能なAIコーディングエージェントの一つとして広く利用されており、Gemini CLIやCodexといった他のツールと比較しても高い人気を誇っています。しかし、その人気に比例して、偽のスクリーンショットが「BANの証拠」として共有されるといった迷惑行為も増加しています。

Anthropicの見解:偽のメッセージと実際の利用制限

AnthropicはBleepingComputerへの声明で、拡散された画像は「本物ではない」と断言しました。同社は、このような文言や表示形式をユーザーに提示することはなく、このスクリーンショットは「数カ月ごとに再浮上するフェイク」であり、不正確な情報であると説明しています。

ただし、この否定はClaudeユーザーが一切制限を受けないことを意味するものではありません。Anthropicは、他のAI企業と同様に、AIシステムの悪用を防ぐための厳格なポリシーを実施しています。もしアカウントがポリシーに繰り返し違反した場合、例えば武器関連の要求のような違法行為にAIエージェントを使用しようとした場合などには、アカウントが制限される可能性があります。

AI利用における注意喚起

今回の件は、AIツールの利用が広がる中で、情報源の正確性を確認することの重要性を改めて浮き彫りにしました。特にソーシャルメディア上で拡散される情報については、真偽を確かめる習慣が求められます。ユーザーは、信頼できる公式発表やニュースソースを参照し、フェイク情報に惑わされないよう注意が必要です。


元記事: https://www.bleepingcomputer.com/news/artificial-intelligence/anthropic-viral-claude-banned-and-reported-to-authorities-message-isnt-real/