はじめに
データセキュリティスタートアップのCyeraは、驚異的な成長を続けています。この度、同社はシリーズFラウンドで4億ドルを調達し、評価額はわずか半年で60億ドルから90億ドルへと急騰したことを発表しました。
急速な成長の背景
ニューヨークを拠点とするCyeraは、今回の資金調達により、これまでに総額17億ドル以上を調達したことになります。わずか6ヶ月前のシリーズEラウンドでは5億4,000万ドルを調達し、評価額は60億ドルでした。今回の新たな資金調達は、Blackstoneが主導し、既存投資家であるAccel、Coatue、Lightspeed、Redpoint、Sapphire、Sequoiaなどが参加しています。
Cyeraが提供するのは「データセキュリティ・ポスチャ管理(DSPM)」と呼ばれるサービスです。これは、企業がクラウドシステムやデータベース全体に存在する機密データの場所をマッピングし、従業員やアプリケーションによるデータ使用状況を追跡し、セキュリティ脆弱性を特定するのに役立ちます。
AIが牽引する需要
Cyeraの目覚ましい成長は、AIの台頭に大きく起因しています。AIの普及は、企業が扱うデータ量の増加だけでなく、データ漏洩への懸念も高めています。この需要の高まりを背景に、Cyeraは過去1年間で売上を3倍以上に増加させ、Fortune 500企業の5分の1を顧客として獲得することに成功しました。
高まるデータセキュリティの重要性
AIがビジネスの中心となる現代において、企業がデータセキュリティ対策を強化することは喫緊の課題となっています。Cyeraの成功は、高度なデータセキュリティソリューションへの市場の強いニーズを明確に示しており、今後もデータセキュリティ分野の成長が続くことを予感させます。
