iOS 26.3でRCS E2EEの基盤が整備
iOS 26.3ベータ版から、AppleがRCSメッセージのエンドツーエンド暗号化(E2EE)をキャリアがサポートするための準備を進めていることが明らかになりました。この動きは、iPhoneのメッセージアプリに大きな変革をもたらす可能性があります。
RCSユニバーサルプロファイル3.0の強化点
RCSメッセージでE2EEを提供するためには、iOS 26.3以降がRCSユニバーサルプロファイル3.0をサポートする必要があります。このバージョンには、iMessageのような数多くの機能強化が含まれています:
- エンドツーエンド暗号化(E2EE): Appleやその他の第三者が、デバイス間でメッセージや添付ファイルが送信されている間にそれらを読み取ることを防ぎます。これはiMessageで常に提供されてきた機能です。
- インライン返信
- メッセージの編集
- メッセージの送信取り消し
- RCSメッセージに対する完全なTapbackサポート(特別な回避策なしで)
RCSサポート自体はiOS 18でiPhoneに追加され、その際はRCSユニバーサルプロファイル2.4に対応していました。上記の機能強化は元々RCSユニバーサルプロファイル2.7で導入されたものですが、iOSがRCSユニバーサルプロファイル3.0に移行することで、ようやくこれらの機能が利用可能になります。
iMessageとの機能比較とRCSの進化
iMessageの会話では、青い吹き出しとして表示されるメッセージがiOS 5以降、デフォルトでエンドツーエンド暗号化に対応しています。また、iMessageはiOS 14以降インライン返信をサポートしており、メッセージの編集と送信取り消しオプションはiOS 16で導入されました。
今回のRCS機能の強化は、iPhoneユーザーがAndroidユーザーとメッセージを交換する際の体験を、iMessageとほぼ同等のレベルに引き上げることを目指しています。これにより、クロスプラットフォーム間でのコミュニケーションの障壁が大幅に低減されると期待されます。
実装と展開の展望
Appleは昨年、将来のiOS、iPadOS、macOS、watchOSソフトウェアアップデートでエンドツーエンド暗号化されたRCSメッセージのサポートを追加する計画を発表しましたが、具体的な時期は明示していませんでした。しかし、iOS 26.3ベータ版でE2EE for RCSの基盤が整備されていることから、着実に実装が進んでいることが伺えます。
最終的なサポートの提供はキャリア側の実装にかかっており、Appleは一貫した体験を保証するためにGoogleと協力する可能性もあります。iOS 26.3からiOS 27の間のどこかの時点で、サポートが展開され始めることが期待されます。当初は、キャリアが展開を開始するにつれて、E2EE for RCSが一部の国に限定される可能性もあります。
元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/13/ios-26-rcs-3-future-benefits/
