新機能「Ring Verify」の導入
Amazon傘下のスマートホームデバイスメーカーであるRingは、動画のコンテンツ検証機能「Ring Verify」を新たに発表しました。これにより、Ringカメラで録画された動画が改ざんされていないか、誰でも確認できるようになります。共有される動画、例えば隣人から送られてきたものや、何らかの事件を捉えたとされる動画の信頼性を確保することが目的です。
「改ざん防止シール」で動画の真偽を保証
Ringはこの機能を「薬瓶の改ざん防止シールのようなもの」と説明しています。動画がわずかにトリミングされたり、明るさが調整されたりといった「いかなる変更」が加えられた場合でも、この「シール」が破られたかのように表示されます。これにより、ユーザーは共有された動画に手が加えられたかどうかを簡単に判別できます。
AIによって生成された動画(例:トランポリンで跳ねるウサギの動画など)を瞬時に識別する機能ではないものの、直接共有されたRingの動画に対して行われた変更は確実にユーザーに通知されます。
検証の条件と注意事項
「Ring Verify」機能は、2025年12月以降にRingデバイスで録画されるすべての動画で自動的に有効になります。動画のトリミング、フィルター、さらには共有サイトへのアップロードによる圧縮など、あらゆる編集行為が検証シールを破る原因となります。
ただし、検証に失敗したからといって、必ずしも動画が偽物であるとは限りません。これは単に動画に変更が加えられたことを示唆するものであり、例えば視認性向上のために明るさが調整されたり、2025年12月以前に録画された動画である可能性もあります。検証に失敗した場合、受信者は未編集の動画のコピーを要求することができ、これは保険請求などの目的で有用であるとされています。
なお、エンドツーエンド暗号化が施された動画については、コンテンツ検証機能とは互換性がなく、常に「未検証」と表示されます。
検証方法と今後の展開
ユーザーは、Ring.com/verifyにアクセスし、動画リンクを提出することで、その動画の検証結果を瞬時に得ることができます。しかし、本記事執筆時点(2026年1月23日)でTechCrunchが確認したところ、このウェブサイトはまだ稼働しておらず、発表が時期尚早であった可能性が指摘されています。また、Ringの公式ブログのトップページにも、この発表は見当たりませんでした。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/22/ring-is-adding-a-new-content-verification-feature-to-videos/
