Ubisoftの再編の中での明暗
ゲーム業界に衝撃が走る中、Ubisoftの事業再編に伴い、待望されていた『Prince of Persia: The Sands of Time Remake』の開発中止が報じられました。しかし、驚くべきことに、長年開発が難航していた『Beyond Good & Evil 2』は、この大規模なリストラの嵐を生き延びたことが明らかになりました。
『Beyond Good & Evil 2』の異例な生存
KotakuとInsider Gamingの報道によると、Ubisoftの広報担当者は「『Beyond Good & Evil 2』は、オープンワールドアドベンチャーを中心とした当社の戦略において、引き続き優先事項であり続けます」とコメントしました。これは、同社が特定のプロジェクトに資源を集中させる方針を示す中で、特に注目される発言です。2003年にリリースされたオリジナル版『Beyond Good & Evil』が今なお多くのファンに愛される傑作であることを考えると、続編に対する期待は依然として高いものの、その開発の道のりは極めて波乱に満ちたものでした。
17年以上にわたる開発地獄
『Beyond Good & Evil 2』は、ゲーム業界史上でも類を見ないほど長い開発期間を誇ります。その歴史は実に17年以上に及び、数々の困難に直面してきました。具体的には、
- 初代クリエイティブディレクターの引退
- 二代目クリエイティブディレクターの逝去
- 俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィットが提案した、ファンコミュニティによるアートや音楽の生成キャンペーン(報酬は少額)
といった出来事を乗り越えてきました。これらの背景を鑑みると、なぜこのプロジェクトがUbisoftの「オープンワールドアドベンチャー」戦略の中核として残り続けるのか、具体的な「生存の証」が待たれるところです。
今後の展望
『Prince of Persia: The Sands of Time Remake』の中止という厳しい判断が下される一方で、『Beyond Good & Evil 2』の開発継続が確認されたことは、Ubisoftが長期的な視点で特定のIPに賭けていることを示唆しています。しかし、ファンにとっては、単なる開発継続の発表だけでなく、具体的な進捗状況やプレイアブルなコンテンツの公開こそが、17年越しの期待に応える真の「証拠」となるでしょう。
元記事: https://www.theverge.com/games/866439/beyond-good-and-evil-2-somehow-survived-the-purge-at-ubisoft
