Apple Watchに待望のオフラインマップ機能、StravaとKomootが提供開始

主要フィットネスアプリがApple Watchにオフラインマップを導入

サイクリスト、ハイカー、ランナーに人気のフィットネスアプリ「Strava」と「Komoot」が、ついにApple Watch向けにオフラインマップ機能の提供を開始しました。これにより、これまで多くのユーザーが抱えていた、iPhoneなしでルート確認やワークアウト記録ができないという不満が解消されます。

詳細機能比較:Komootは無料、Stravaは有料

今回のオフラインマップ機能の導入において、両アプリには明確な違いがあります。

  • Komoot: ターンバイターンナビゲーションを含む、より多くの機能を無料で提供しています(ただし、追加のマップ地域は有料の場合があります)。Komootのアプリは、現時点では基本的な機能に留まりますが、Stravaよりも優れた体験を提供すると評価されています。プロダクトマネージャーのトム・エルドレッド氏は、「KomootのApple Watchアプリを単独で完全に機能させることを目標としました」と述べており、将来のアップデートで自動リルートなどの高度な機能も追加予定です。
  • Strava: オフラインマップ機能はサブスクライバーのみが利用可能で、月額11.99ドルまたは年額79.99ドルの料金がかかります。また、現在のところターンバイターンナビゲーションは提供されておらず、非常に基本的な実装にとどまっています。

Apple Watchユーザー待望の機能

Apple Watch Ultraの大きなセールスポイントの一つは、iPhoneなしで機能する能力でした。しかし、これまでアスリートたちは、手首で一目でわかるターンバイターンルートが必要な場合、依然としてiPhoneを持ち歩くか、WorkOutDoorsやFootpathのような有料のサードパーティアプリを使用する必要がありました。これは、Garminウォッチのような専用デバイスと比較すると、シームレスさに欠け、不便を感じさせる点でした。

今回のStravaとKomootによるオフラインマップ導入は、Apple WatchをiPhoneから独立した真のフィットネスデバイスへと近づける重要な一歩となります。

Garminとの競争と未来の展望

StravaとKomootのオフラインマップ対応は、AppleがGarminのような競合他社の優位性を少しずつ切り崩していく動きの一環と見られています。特にKomootは、「アウトドアでの活動の最高の部分は、デバイスから解放されること。だからこそ、私たちはコミュニティが携帯電話を家に置いていく自由、あるいは少なくともポケットに入れておく自由を求めていた」とコメントしており、ユーザー体験の向上に重点を置いています。

この機能強化により、Apple Watchはフィットネス分野における競争力をさらに高めることでしょう。


元記事: https://www.theverge.com/news/868418/strava-and-komoot-finally-bring-offline-maps-to-apple-watch