Blueskyが2026年のロードマップを公開:Discoverフィードの改善、リアルタイム機能の強化など

Bluesky、2026年のロードマップを発表

分散型ソーシャルネットワークのBlueskyは、2026年のロードマップを発表しました。その中で、アルゴリズムベースの「Discoverフィード」の改善、フォローすべきユーザーへの推薦機能の向上、そしてアプリのリアルタイム性の強化に重点を置くことを明らかにしました。同社はまた、「基本機能」の整備にも取り組む必要があると認めています。

2024年初頭に一般公開されたBlueskyは、現在4,200万人以上のユーザーを抱えています。カスタムフィードや設定可能なアルゴリズムで主流のソーシャルメディアと差別化を図っていますが、プライベートアカウント、ドラフト機能、長尺動画のサポート、複数枚の写真投稿など、基本的な機能においてはまだ競合に追いついていない状況です。

「基本機能」の強化と利用状況の課題

製品責任者のアレックス・ベンザー氏(Alex Benzer)は、Blueskyのウェブサイトへの新たな投稿で、ユーザーに利用を継続してもらうためには「基本がしっかりしている必要がある」と述べました。この発言は、Similarwebのデータによると、2025年10月時点でBlueskyの1日あたりのアクティブユーザー数(DAU)が前年比で40%減少したというForbesの報道を受けたものです。

ベンザー氏は、ドラフト機能の必要性に加え、アプリのコンポーザーがメディアをより適切に処理すべきだと指摘しました。具体的には、3分間の動画では不十分であり、動画のアップロードはより高速化されるべきだとし、また一度に4枚以上の写真を投稿できるようにすること、スレッドをより簡単に作成できるようにすることも望んでいると語りました。

Discoverフィードとリアルタイム性の追求

ロードマップでは、アプリのDiscoverフィードの改善も重要なポイントとして挙げられています。Blueskyは、ユーザーの興味に合わせた投稿を案内するため、トピックタグを追加することを検討しています。また、「フォローすべきユーザー」の提案も改善し、ユーザーが質の高いコネクションを見つけられるようにすることで、全体的なユーザーエクスペリエンスの向上を目指します。

ベンザー氏は、スポーツイベントや選挙のような政治的な瞬間において、Blueskyがより「リアルタイム性」を感じられる必要があると考えています。同社は、ライブイベント中に質の高いタイムリーなカスタムフィードを提供できるよう、キュレーションツールを構築中であり、「投稿をスクロールするだけでなく、もっと一緒に過ごすような感覚」のフィードを模索しているとのことです。

エコシステムの拡大と相互運用性

Blueskyは、コミュニティが「Atmosphere(アトモスフィア)」と呼ぶエコシステム全体の成長にも注力しています。基盤となるATプロトコル(AT Protocol)上に構築された他のアプリとの相互運用性を改善することを目指しており、例えば、TwitchやStreamplaceなどのATプロトコルを利用したアプリでライブ配信を行うと、Blueskyのプロフィール写真にLIVEバッジが表示されるようになります。ベンザー氏によると、このような連携が「間もなく」さらに追加される予定です。

競合環境とThreadsの台頭

Blueskyはユーザー数の増加には成功していますが、実際の利用状況はXにおける変更や政治的緊張の時期によって変動しています。その一方で、Metaが提供するThreadsはXの有力な競合として台頭しており、サードパーティのデータによると、モバイルDAUではXを上回っています。

Threadsの主な強みは、テクノロジー大手であるMetaの潤沢なリソースを背景に、大規模なクロスプロモーション、簡単なオンボーディング、そして豊富な開発リソースを享受している点です。これにより、Threadsは過去1年ほどで興味関心に基づいたコミュニティ、より優れたフィルター、DM、長文投稿、そして消える投稿など、急速に新機能を展開してきました。これはXとの差別化に貢献し、特に政治よりもクリエイターコンテンツを重視するユーザー層の間で支持を集めています。


元記事: https://techcrunch.com/2026/01/27/bluesky-teases-2026-roadmap-a-better-discover-feed-real-time-features-and-more/