Anthropicが「Cowork」にエージェント型プラグインを導入、企業ワークフローを自動化

Anthropic Coworkにエージェント型プラグインを導入

AI企業のAnthropicは、今月初めに発表した一般用途向けエージェントツール「Cowork」に、新たな「エージェント型プラグイン」機能を導入しました。これは、同社のAIコーディングアシスタント「Claude Code」の利点を非開発者にも拡大し、企業ユーザーの生産性をさらに向上させることを目的としています。

プラグインの目的と機能

これらのプラグインは、企業内の「専門的なタスク」を自動化するために設計されています。例えば、マーケティング部門でのコンテンツ作成、法務チームによる文書のリスクレビュー、顧客サポートにおける応答の下書きなど、多岐にわたる部門での活用が想定されています。

Anthropicは、「Claudeにどのように作業を進めてほしいか、どのツールやデータを使用するか、重要なワークフローをどのように処理するか、そしてどのようなスラッシュコマンドを公開するか」を指示することで、プラグインをカスタマイズできると説明しています。これにより、チーム全体でより一貫した成果を得ることが可能になります。

  • カスタマイズ性: 企業固有のニーズに合わせてプラグインを調整可能。
  • 多岐にわたる業務への応用: マーケティング、法務、顧客サポートなど、様々な部門のタスクを自動化。
  • 技術的専門知識不要: カスタムプラグインは「簡単に構築、編集、共有」でき、高度な技術的専門知識なしに利用できると強調されています。

エンタープライズ向けのカスタマイズと導入

Anthropicは、今回のリリースで自社開発の11種類のプラグインをオープンソース化しました。これは、ユーザーが独自のユースケースを構築する際の参考にすることを促すものです。Matt Piccolella氏(Anthropicプロダクトチーム)は、プラグインが社内のデータ分析や営業部門で既に大きな成果を上げていることを指摘し、特に営業担当者が顧客や顧客からのフィードバックにより密接に繋がるのに役立っていると述べています。

この機能拡張は、これまでClaude Codeで提供されてきたプラグインのユーティリティを、Coworkを通じてよりユーザーフレンドリーでUI中心のアプローチで、より幅広い種類のユーザーに提供することを目指しています。

今後の展望と提供状況

Anthropicによると、企業ユーザーがプラグインを多く利用するほど、Claudeは企業のワークフローをより深く理解し、最適化できるようになります。現在、プラグインはユーザーのローカルマシンに保存されますが、将来的には組織全体での共有ツールが導入される予定です。

まだ研究プレビュー段階にあるCoworkですが、このプラグイン機能はすべての有料Claude顧客が利用可能です。これにより、Anthropicは企業のエージェント型AI活用をさらに加速させる意向です。


元記事: https://techcrunch.com/2026/01/30/anthropic-brings-agentic-plugins-to-cowork/