FirefoxにAI機能無効化のワンクリックオプションを導入
Mozillaは2026年2月3日、デスクトップ版Firefoxブラウザの設定に、生成AI(GenAI)機能を完全にオフにできる新しいコントロールセクションを追加すると発表しました。Firefoxの責任者であるアジット・ヴァーマ氏は、「これは、Firefoxにおける現在および将来の生成AI機能をブロックするための単一の場所を提供します」と述べています。また、「個々のAI機能を利用したい場合は、それらを確認し管理することも可能です。これにより、AI機能を望むユーザーのためにAI機能の開発を続ける間も、AIなしでFirefoxを利用できます」とも付け加えました。Mozillaは2025年11月にAIのFirefoxへの統合計画を初めて発表し、完全にオプトインであり、ユーザーが主導権を握る形で技術を組み込むと表明していました。この新機能は、2026年2月24日にリリース予定のFirefox 148で展開される見込みです。
対象となるAI機能
当初、AIコントロールでは、以下の設定を個別に管理できるようになります。
- 翻訳機能
- PDF内の代替テキスト(PDFページの画像にアクセシビリティ説明を追加)
- AIによるタブグループ化(関連タブとグループ名の提案)
- リンクプレビュー(リンクを開く前に要点表示)
- サイドバーのAIチャットボット(Anthropic Claude、OpenAI ChatGPT、Microsoft Copilot、Google Gemini、Le Chat Mistralなどの著名なチャットボットをウェブ閲覧中に利用)
Mozillaのプライバシーと選択へのコミットメント
Mozillaは、ウェブブラウザにAI機能が組み込まれる中で、ユーザーの選択が極めて重要であると述べ、テクノロジーに対する人々の感情に関わらず、コントロールを与えることを信じていると付け加えました。ヴァーマ氏は、「FirefoxのAI機能を全く使いたくない場合は、『AI機能強化をブロック』トグルをオンにすることができます」と語り、「オンにすると、既存または将来のAI機能を使用するポップアップやリマインダーは表示されません」と説明しました。先月、Mozillaの新CEOであるアンソニー・エンツォール・デメオ氏は、同社の焦点は、ユーザーが製品の動作方法を主体的に決定できる信頼されるソフトウェア企業になることだと述べていました。エンツォール・デメオ氏は、「プライバシー、データ利用、AIは明確で理解しやすいものでなければなりません」とし、「コントロールはシンプルであるべきです。AIは常に選択肢であるべきであり、人々が簡単にオフにできるものであるべきです」と強調しました。
元記事: https://thehackernews.com/2026/02/mozilla-adds-one-click-option-to.html
