概要:YouTube Musicが歌詞機能をプレミアム化
YouTube Musicが、これまで無料で提供していた歌詞表示機能を、有料サブスクリプション限定の機能に移行することが明らかになりました。MacRumorsの報道によると、2020年から提供されてきたこの機能は、今後、YouTube PremiumまたはMusic Premiumの加入者のみが利用できるようになります。これは、音楽ストリーミングサービスにおける収益化戦略の新たな動きとして注目されています。
有料化の詳細とユーザーへの影響
現在展開中の最新アップデートにより、YouTube Musicの「再生中」画面の歌詞タブには「You have [x] views remaining. Unlock lyrics with Premium.」(残り[x]回閲覧可能です。Premiumで歌詞をアンロックしてください。)という警告メッセージが表示されるようになります。具体的な制限として、ユーザーは5回まで無料で歌詞を閲覧できますが、それ以降は冒頭の数行のみが表示され、残りの部分はぼやけて表示されます。
- YouTube Music Premium: 月額10.99ドル。広告なし再生、オフラインダウンロード、バックグラウンド再生が含まれます。
- YouTube Premium: 月額13.99ドル。上記の特典に加え、YouTubeアプリ全体でも同様の機能が提供されます。
この変更は、Googleが数ヶ月前から一部のユーザーでテストを進めていたもので、現在グローバルに展開されている模様です。Googleからの公式発表はまだありません。
背景と業界の動向
この有料化の背景には、Googleが歌詞提供元のLyricFindやMusixMatchといったサードパーティサービスへの支払いコストを回収する狙いがあると推測されています。音楽ストリーミング業界では、このような付加価値サービスをサブスクリプションの差別化要因とする動きが見られます。
過去には、Spotifyが昨年一時的に歌詞機能を有料化しましたが、ユーザーからの強い反発を受け、その決定を撤回した経緯があります。YouTube Musicの今回の動きが、同様の反発を招くのか、あるいは成功するのか、今後の動向が注目されます。
元記事: https://www.macrumors.com/2026/02/09/youtube-music-paywalls-song-lyrics/
