macOSでウェブページ特定箇所へのリンクを共有:Safari、Chrome、Firefoxでの活用法

ウェブページ内の特定テキストに直接リンク共有:その背景と利便性

ウェブページを共有する際、記事全体ではなく、特定の文章や段落に注目してほしい場面は少なくありません。この要望に応える形で、ウェブブラウザは特定のテキストフラグメントに直接ジャンプし、その箇所をハイライト表示する機能を導入しています。

この機能の先駆けは、2020年にGoogle Chromeに搭載された「Scroll to Text Fragment (STTF)」です。Google検索のリンクをクリックすると、結果ページ内の特定の箇所がハイライトされて表示されるのを見たことがある方もいるでしょう。このSTTFは、その後Chromiumベースのブラウザ(Edge、Opera、Brave、Vivaldiなど)にも展開され、多くのユーザーが利用できるようになりました。

Safariでの「ハイライト付きリンクをコピー」機能

Appleは、Safari 18(macOS Sequoia以降)でテキストフラグメントリンクのフルサポートを追加しました。この機能により、MacのSafariユーザーは非常に簡単に特定の箇所へのリンクを作成し、共有できるようになりました。

使い方は以下の通りです:

  • 共有したいウェブページを開きます。
  • リンクを作成したいテキストをハイライトします。
  • ハイライトしたテキスト上で右クリック(またはCtrl-クリック)し、表示されるメニューから「ハイライト付きリンクをコピー」を選択します。

これにより、ハッシュ記号(#)と「text」要素、そして選択したテキストの一部を含む特別なURLが生成されます。このリンクを受け取った人がクリックすると、そのウェブページの特定の箇所に直接ジャンプし、該当のテキストがハイライトされた状態で表示されます。

この「ハイライト付きリンクをコピー」機能は、SafariのiPhoneおよびiPad版でも利用可能ですが、現在のiOS 26.3では一部バグがあり、動作が不安定な場合があると報告されています。

他ブラウザの対応と利用時の注意点

ウェブページ内の特定箇所へのリンク共有機能は、主要なブラウザで採用が進んでいます。2025年7月からはFirefoxでも「ハイライト付きリンクをコピー」機能が導入されており、ブラウザ間の互換性が向上しています。

この機能を利用する上でいくつかの注意点があります。

  • ハイライトされたテキストの見た目は、ページのCSSスタイルによって異なる場合があります。
  • PDFファイルではこの機能は動作しません。

特定の情報を共有する際に、受け取り側が記事全体を読み込む手間を省き、注目してほしいポイントに直接誘導できるこの機能は、情報の効率的な伝達に大きく貢献するでしょう。


元記事: https://www.macrumors.com/how-to/macos-share-weblink-jumps-to-specific-line/