AnthropicのCEO、ダリオ・アモーディ氏は、国防総省からの要求に対し、「良心に反する」として拒否の姿勢を示しました。
背景
国防総省は、Anthropicが開発したAIシステムへの無制限アクセスを求めていました。しかし、アモーディ氏は声明で、「軍事決定は政府機関ではなく民間企業によってなされるべき」と述べました。
拒否の理由
アモーディ氏は次のように強調しました:
- AIが民主主義の価値を損なう可能性がある場合、その使用を控えるべきである。
- 今日の技術で安全かつ確実に扱えない用途もある。
具体的には、アメリカ国民に対する大規模監視や完全自律型兵器へのAIの利用が挙げられました。
国防総省からの圧力
国防総省は、Anthropicを「供給チェーンリスク」として指定するか、または国防生産法を適用し、同社に従わせる可能性があります。しかし、アモーディ氏は、「一つの脅威ではセキュリティ上のリスクとされ、もう一つの脅威では国家安全保障にとって不可欠な存在として扱われている」という矛盾を指摘しました。
今後の展開
アモーディ氏は次のように述べています:
- 国防総省がAnthropicの要求を受け入れない場合、他のプロバイダーへのスムーズな移行を支援する。
- 軍事計画や作戦に影響を与えないよう配慮する。
この声明は、国防長官ピート・ヘグセット氏が設定した金曜日の午後5時1分という期限の直前に発表されました。
元記事: https://techcrunch.com/2026/02/26/anthropic-ceo-stands-firm-as-pentagon-deadline-looms/
