トランプ政権は2026年2月27日、サイバーセキュリティとインフラセキュリティ庁(CISA)の代理長官を更迭しました。この決定により、既に士気低下が深刻な状況にあるCISAには新たな不確実性がもたらされることになります。
代理長官の更迭
CISAの副長官で代理長官職を務めていたマドゥ・ゴットムッカラ氏は、ホワイトハウスからの指示により、国土安全保障省(DHS)本部に異動となりました。代わって、CISAサイバーディビジョンのエグゼクティブアシスタントディレクターを務めるニック・アンダーソン氏が代理長官職に就任します。
ゴットムッカラ氏の問題
ゴットムッカラ氏は、ポリグラフテストで失敗したり、CISAのチーフ情報責任者を解雇しようとしたなど、数々の問題がありました。これらの出来事により、多くのCISA職員が困惑し、彼の適任性に疑問を投げかけました。
CISAの現状
トランプ政権は、ゴットムッカラ氏の前任者であるクリスティ・ノーム国土安全保障長官と共に、CISAを「暴走した機関」と見なし、その機能を「本来の任務」に戻すことを目指していました。この結果、CISAでは大規模な人員削減やプログラム変更が行われ、職員の士気は低下の一途を辿っていました。
新たな期待
アンダーソン氏の就任には、多くのCISA職員から期待の声が上がっています。彼は、Coast GuardやNavyでの経験を持つとともに、エネルギー省サイバーセキュリティと緊急対応部門でも働いており、豊富なセキュリティリーダーシップ経験を持っています。
今後の課題
CISAの新たな舵取りは、トランプ政権が指名したCISA長官候補のショーン・プランキー氏の承認まで待たなければなりません。しかし、多くの関係者はアンダーソン氏の経験と能力を評価し、彼のリーダーシップによりCISAは安定化すると期待しています。
元記事: https://www.cybersecuritydive.com/news/cisa-acting-director-removed-madhu-gottumukkala/813378/
