Zerobot マルウェアが Tenda コマンドインジェクション脆弱性を悪用し、悪意のあるペイロードを展開

概要

Zerobot マルウェアは、Tenda AC1206 ルーターの CVE-2025-7544 と n8n ウェブフロー自動化プラットフォームの CVE-2025-68613 の脆弱性を悪用して、Mirai ベースのペイロードである Zerobotv9 を展開しています。

攻撃の詳細

Zerobot キャンペーンは、ダウンロードツールとマルチアーキテクチャバイナリを使用して、侵害されたシステムをボットネットに迅速に登録し、サービス拒否攻撃やさらなる侵入作業を行うことができます。

Tenda AC1206 ルーターの脆弱性

CVE-2025-7544 は Tenda AC1206 ファームウェアバージョン 15.03.06.23 のスタックベースのバッファオーバーフローです。この脆弱性を悪用すると、リモートで未認証の攻撃者がルーター上で任意のコードを実行できます。

n8n インスタンスへの攻撃

CVE-2025-68613 は n8n のサーバーサイドワークフロー表現評価エンジンのリモートコード実行脆弱性です。この脆弱性を悪用すると、認証されたユーザーが任意の OS レベルのコマンドを実行できます。

Zerobotv9 のペイロードと動作

tol.sh スクリプトは、幅広い CPU アーキテクチャ用にコンパイルされた Zerobotv9 バイナリを取得します。このペイロードは UPX で圧縮されており、Mirai のオリジナルコードベースと強い関連性があります。

対策

  • Tenda AC1206 ルーターのファームウェアバージョンを確認し、インターネットへの露出を制限または削除します。
  • n8n を使用している組織は、アップデートされたリリースに移行し、ワークフロー編集権限を厳格に管理します。
  • ネットワークの防御者は、コマンドアンドコントロールドメインや既知のホスティング IP へのアウトバウンド接続を監視します。

元記事: https://gbhackers.com/zerobot-malware/