宇宙軍司令官、宇宙空間での未確認飛行物体(UAP)に関する疑問に冷水を浴びせる

デニバー—先月、ドナルド・トランプ大統領は、国防総省と他の連邦機関に指示し、宇宙人や未確認飛行物体(UAP)に関する政府のファイルを開示するプロセスを開始すると発表しました。これは、数年にわたる興奮と議論、そして2020年に国防総省が公開した興味深いビデオのリリースという一連の出来事の最新の章です。

その後のNASAと国家情報長官(DNI)からの報告書は、未確認の現象と宇宙人の関連性は見つけていないと結論づけていますが、それでも熱心な人々はもっと知りたいと願っています。

科学的な証拠の欠如

NASAのブルーリボンパネルは2023年の報告書で、「現在のところ、学術誌に掲載された科学的な文献において、UAPの宇宙由来の証拠は存在しない」と述べています。

DNIの報告書は2021年に、「UAPに関する高品質な報告が限られているため、その性質や意図について確固たる結論を出すことは困難である」と記しています。

宇宙軍司令官の見解

宇宙軍司令官のジェネラル・スティーブン・ホイティングは、これらの現象が宇宙から来ている場合、宇宙空間でそれらを見つけるべきだと考えています。

「私自身、大統領の発表には非常に興味がありました。しかし、36年間の宇宙運用経験から、宇宙空間で人間以外の物体を見たことはありません。彗星など自然現象を除いて、宇宙由来の物体は存在しないと確信しています。

「しかし、このトピックには興味があります。何か新しい情報が明らかになったら、アメリカ市民として興味深く見守りたいと思います。

UAPの定義と範囲

ホイティングは、UAPの定義が「空中」を意味するため、宇宙空間でのUAPの可能性は低いと述べています。

「我々は大統領からの指示に応じて、必要な情報を調査しますが、UAPは大気圏内での現象であるため、宇宙空間での観測は期待できません。

「私自身、皆さんが見たのと同じビデオやレーダーデータをいくつか見てきましたが、関連するサービスや戦闘指揮部がそのデータを提供するでしょう。

「私はこのトピックに興味がありますが、私自身の経騯では、これらの現象についての経験はありません。


元記事: https://arstechnica.com/space/2026/03/space-command-chief-throws-cold-water-on-the-question-of-uaps-in-space/