AIインフルエンサーの賞レースが始まる
AIビューティーコンテストやAI音楽コンペティションに続き、AIパーソナリティ・オブ・ザ・イヤーという新たな賞が設けられました。これはAIインフルエンサービジネスが一時的な奇抜な遊びから真剣で利益を生む産業へと変貌を遂げたことを示しています。
コンテストの詳細
このコンテストは、生成型AIスタジオOpenArtとAI駆動型クリエイタープラットフォームFanvueが共同で開催し、AI音声会社ElevenLabsからの支援も受けます。参加者は4月から1ヶ月間、自身のAIインフルエンサーをOpenArtのプラットフォーム上で作成し、公式サイトに提出します。
審査基準と賞金
審査員は13回のエミー賞を受賞したコメディ作家Gil RiefやAIモデルAitana Lopezのクリエイターらが務めます。参加作品は以下の4つの基準で評価されます:
- 品質
- SNSでの影響力
- ブランドへのアピール度
- キャラクターの背景ストーリー
また、審査員はAIインフルエンサーが「適切な指や親指を持っていること」なども評価します。
賞金とイベント
総額2万ドルの賞金が用意されており、全体優勝者に加えてフィットネス、ライフスタイル、コメディアン、エンターテイナー(音楽やダンス)、フィクションキャラクター(アニメやファンタジー)など5つのカテゴリーごとの受賞者も決定します。
匿名参加の可能性
Fanvueのマット・ジョーンズ氏は、創作者が自身を公に暴露することなく作品を評価してもらうことも可能だと述べています。「素晴らしい作品を作った人が、メディア露出や名前公開を避けたい場合でも問題ありません。作品そのものを称えることが可能です」と語っています。
匿名性と信頼性の課題
しかし、AIインフルエンサーが匿名で参加できる点は、虚偽や捏造が横行する可能性を孕んでいます。また、作品のオリジナリティや人種差別的な要素などが問題視されることもあります。
