Doss、AI在庫管理ソリューションで5500万ドルを調達

概要

Dossは、ERPシステムと統合可能なAIベースの在庫管理ソリューションを開発する企業として知られています。この会社は最近、シリーズBラウンドで5500万ドルを調達し、その資金はMadrona VenturesとPremji Investが共同で提供しました。

ERPシステムの現状

ERP(Enterprise Resource Planning)システムは企業の「中枢脳」と呼ばれています。財務、人事、在庫管理などの異なる部門を統合し、全員が同じ情報を共有できるようにします。しかし、最近ではクラウドベースやAIを活用した新しいERPスタートアップが登場しています。

Dossのアプローチ

多くの新興企業は従来型のERPシステムを置き換えることを目指していますが、DossのCEOであるWiley Jones氏は、「新しいAIベースのERPシステムには在庫管理機能が不足している」と指摘します。この問題を解決するために、Dossは既存の会計システムと統合可能なAIネイティブな在庫管理レイヤーを開発しました。

資金調達について

DossはシリーズBラウンドで5500万ドルを調達し、その投資家にはMadrona VenturesとPremji Investの他に、Theory Ventures、General Catalyst、Contrary Capital、Greyhound Capitalなどが含まれています。

パートナーシップ

DossはRilletやCampfireなどのAIベースのERP企業と提携しています。また、多くの顧客がDossをIntuitのQuickBooksと共に使用しているとのことです。

競合他社との比較

  • 従来型のERPシステムは依然として市場に存在し、NetSuiteなどはAIを活用したアップデート版も提供しています。
  • Dossは伝統的なERPと同様に、アカウントレシーバブルやアカウンタップルエイブルなどの財務機能を管理しますが、在庫管理については独自のソリューションを提供します。

今後の展望

Dossは中堅企業向けに焦点を当てており、その顧客ベースは主に2000万ドルから2億5千万ドルの売上高を持つ消費者ブランドです。Jones氏は、「従来型ERPがAI時代に対応できていないため、多くの企業が新しいAIベースのシステムを選択しています」と述べています。


元記事: https://techcrunch.com/2026/03/24/doss-raises-55m-for-ai-inventory-management-that-plugs-into-erp/