Arm、自社製初のCPUを発表
英国に本拠地を置くArmは、これまでライセンス供与のみを行ってきたが、ついに自社製初のCPUを開発し、その最初の顧客としてMetaを選んだ。この新CPUは「Arm AGI CPU」と呼ばれ、AIツールの推論処理を行うためのもので、最大136コアを搭載する。
Metaが初の導入企業に
Metaは自社製AIチップの開発に苦労していると報じられており、Armとの提携によりその問題を解決できる可能性がある。MetaはこのCPUの「リードパートナー」として共同開発を行っており、「複数世代」のデータセンター向けCPUを開発する計画だ。
性能と効率性
Arm AGI CPUは、従来のx86チップよりも1ワットあたりのパフォーマンスが倍以上あるという。また、メモリボトルネックを軽減し、設計における長期的な効率性の利点を活用している。
他の主要な顧客も
Arm AGI CPUはCerebras、Cloudflare、F5、OpenAI、Positron、Rebellions、SAP、SK Telecomなど多くの企業から注文を受けている。ArmのクラウドAIヘッドであるMohamed Awad氏はCNBCに語ったように、「自社でプロセッサを開発できない企業にとって選択肢となるよう努力している」という。
競合他社との関係
Armの新CPUはAWS Graviton、Nvidia Vera、Microsoftなどと同様にNeoverseプラットフォーム上で動作する。しかし、ライセンス契約に関する裁判で「完全な勝利」を収めたQualcommは、この発表には参加していない。
元記事: https://www.theverge.com/ai-artificial-intelligence/899823/arm-agi-cpu-meta
