長年にわたってマルウェアと闘い続けてきたサイバーセキュリティのベテラン、ミコ・ヒポネン氏は、今やドローンをハックする道を選んだ。
セキュリティ業界での長いキャリア
フィンランド出身のヒポネン氏は、35年以上にわたってマルウェアと戦い続けてきた。彼の最初の仕事では、フィンランドのデータ・フェローズ社でウイルス分析を行い、後に世界的なアンチウィルスソフトメーカーであるF-Secureとなった。
「サイバーセキュリティは見えない作業が多い」とヒポネン氏は語る。「我々が完璧に仕事をしたときには何も起こらない。しかし、それが成功を意味する」。
ドローンへの対策へと転向
2025年の中頃から、ヒポネン氏はセキュリティ業界から新たな分野に移行した。彼はヘルシンキを拠点とするSensofusionのチーフリサーチオフィサーとなり、警備や軍事用のドローン対策システムを開発している。
「ウクライナでの戦争がドローンで定義されていることから、新たな業界に参入した」とヒポネン氏は語る。「フィンランド市民として、また軍の予備役兵として、国境を越えた敵の存在には敏感である。」
マルウェア対策とドローン対策の類似点
ヒポネン氏は、マルウェア対策とドローン対策に共通する要素があると指摘した。
- マルウェアを検出するために使用されるシグネチャ技術が、ドローンの無線周波数を特定し、その制御を妨害するシステムと共通している。
「我々は無線周波数からプロトコルを検出し、未知のドローンを検出するシグネチャを作成します」とヒポネン氏は説明する。「そのプロトコルと周波数を使用して、ドローンに対してサイバー攻撃を行うことも可能です」。
新たな挑戦
「私は長年にわたってロシアのマルウェア攻撃を防いできました。しかし今やロシアのドローン攻撃に対抗しています」とヒポネン氏は語る。
