SpaceXの最も強力なロケットエンジンを構築した創業者が、新たな「軌道戦闘機」を開発中

SpaceXの強力なロケットエンジン開発者による新プロジェクト

Portal Space Systemsは、NASAが取り組んできた研究を基に、次世代の宇宙船用の高効率推進システムを開発しています。同社はこのほど5000万ドルのシリーズA資金調達を行い、評価額は2億5000万ドルとなりました。

Portal Space Systemsの概要

Portal Space Systemsは2021年に設立され、太陽熱推進技術を用いて高効率な宇宙船推進システムを開発しています。同社はこの技術を使って「軌道戦闘機」と呼ばれる次世代の宇宙飛行器を作り出す計画です。

Portal Space Systemsの技術

Portal Space Systemsが開発している太陽熱推進システムは、従来の化学燃料エンジンや電力変換型エンジンよりも効率的で、高速な軌道移動を可能にします。この技術は1960年代から研究されてきましたが、実用化には至っていません。

Portal Space Systemsのビジョン

同社CEOのJeff Thornburg氏は、「現在では宇宙空間での迅速な移動が必要であり、中国などの国々も急速に技術を進歩させています。我々はその競争力を維持するため、この新しい推進システムを開発しています」と述べています。

資金調達と今後の計画

Portal Space Systemsは既に4500万ドルの戦略的投資を米軍から受け取り、民間からの6750万ドルも調達済みです。同社は2027年に「SuperNova」と呼ばれる初号機を軌道上での実証試験を行う予定です。

結び

Portal Space Systemsの技術が成功すれば、宇宙空間での移動や衛星の運用に革命をもたらす可能性があります。同社は今後数年でこのビジョンを実現するため、精力的に開発を進めています。


元記事: https://techcrunch.com/2026/04/09/portal-raises-50-million-to-build-a-new-kind-of-high-power-rocket-engine/