毛むくじゃらのコンパニオンロボット「Mirumi」がKickstarterに登場:幼児のような好奇心で心を和ませる

毛むくじゃらのコンパニオンロボット「Mirumi」がKickstarterで予約開始

CES 2025で注目を集めた、ユカイ工学の毛むくじゃらのコンパニオンロボット「Mirumi」がついにKickstarterで予約販売を開始しました。この小さなロボットは、掃除や芝刈りのような実用的な機能は持たず、幼児のような好奇心を模倣し、人々を笑顔にすることのみを目的としています

Mirumiは、テレビ、ロボット掃除機、スマートグラスなどが並ぶ中で、そのユニークな存在感で一際輝きました。2025年半ばのリリースが予定されていましたが、年末が近づく中、ようやくクラウドファンディングキャンペーンがスタートした形です。

価格と入手方法:2026年4月出荷予定

当初、Mirumiは約70ドルでの販売が予想されていましたが、世界情勢の変化を受け、価格は当初の2倍近くになりました。早期支援者は18,360円(約118ドル)で、グレー、ピンク、アイボリーのいずれかの色のMirumiを予約できます。通常価格は21,803円(約140ドル)で、これは小売予定価格の150ドルよりも割引されています。

Kickstarterでのキャンペーン終了後も、まだしばらく待つ必要があります。Mirumiの出荷は最速で2026年4月とされており、クラウドファンディング製品であるため、遅延が発生する可能性も考慮しておくべきでしょう。

Mirumiの魅力:シンプルさと人間のような反応

Mirumiは、バッグのストラップやハンドルに取り付けることができ、頭を左右に傾けたり回したりして、まるで好奇心旺盛な幼児のように周囲を見回します。距離センサーを搭載しており、近くにいる人を検知すると視線を向けたり、突然近づかれたり触られたりすると、恥ずかしそうに頭を振って顔を背けるといった反応を見せます。

Mirumiに多くの機能が搭載されているわけではありませんが、そのシンプルさこそが最大の魅力です。ただ静かに寄り添い、世界を眺め、時にはその仕草で人々の心を明るくしてくれる存在です。その実用性のなさが、かえって人間のような温かみを感じさせる、新しいタイプのコンパニオンロボットと言えるでしょう。


元記事: https://www.theverge.com/news/836762/yukai-engineering-mirumi-furry-companion-robot-preorder-available-kickstarter