Cloudflareで大規模障害発生
Cloudflareは、現在、同社のダッシュボードおよびCloudflare APIサービスに影響を及ぼす大規模な障害が発生していることを発表しました。世界中の多くのユーザーから、500 Internal Server Error、APIリクエストの失敗、Cloudflareのバックエンドシステムに依存するツールの突然の機能停止が報告されています。
影響範囲の詳細
Cloudflareによると、この問題は主にCloudflareサービスの管理側に影響を与えています。これは、ユーザーがダッシュボードにログインしたり、設定を更新したり、Cloudflare APIに依存する自動化を実行したりできない可能性があることを意味します。多くの開発者も、通常はスムーズに動作するスクリプトや統合が、警告なしに失敗していると指摘しています。
影響を受けないサービス
しかしながら、Cloudflareは今回の障害がコアネットワーク機能には影響を与えていないことを確認しています。グローバルにウェブサイトへキャッシュコンテンツを配信するCDNエッジは、通常通り稼働を続けています。ファイアウォールやDDoS保護などのセキュリティ機能も中断なく機能しており、Cloudflareを利用しているウェブサイトは、バックエンドの問題が継続しているにもかかわらず、訪問者に対してはアクセス可能な状態を維持しています。
今後の対応とユーザーへのアドバイス
同社は、エンジニアリングチームが根本原因の究明と、可能な限り迅速な完全な機能回復に向けて積極的に取り組んでいると述べています。現時点では復旧のタイムラインは提供されていませんが、Cloudflareはより多くの情報が入り次第、アップデートを共有することを保証しています。現在ダッシュボードやAPIベースのツールで問題が発生しているユーザーは、問題がサービスプロバイダー側にあるため、Cloudflareの修正を待つようアドバイスされています。
元記事: https://gbhackers.com/cloudflare-outage-500-internal-server-errors/
