2026年ゴールデングローブ賞、ストリーミング勢が躍進
2026年1月12日(米国時間)に開催された第83回ゴールデングローブ賞は、ストリーミングプラットフォームがその存在感を大いに示した夜となりました。中でもNetflixが最多7部門を受賞し、圧倒的な強さを見せつけました。Apple TVとHBO Maxもそれぞれ3部門、Huluが1部門を獲得し、デジタルコンテンツ配信の勢いを象徴する結果となりました。
Netflixの圧倒的な勝利と大型買収の動き
Netflixは、社会現象を巻き起こしたシリーズ「Adolescence」が4部門(リミテッドシリーズ部門の作品賞、男優賞:スティーブン・グレアム、助演男優賞:オーウェン・クーパー、助演女優賞:エリン・ドハティ)を制覇しました。また、最も視聴されたタイトルである「KPop Demon Hunters」も、アニメ映画賞と主題歌賞を獲得しています。
この快挙は、Netflixがワーナー・ブラザース買収に向けて準備を進めているという、ハリウッドにおける最大の動きと時を同じくしており、その業界内での影響力をさらに強めるものと見られています。
Apple TV、HBO Max、Huluも存在感
他のストリーミングサービスも、今年のゴールデングローブ賞で健闘しました。
- Apple TV:「The Studio」がテレビシリーズ(ミュージカル/コメディ)部門作品賞と、セス・ローゲンが同部門の男優賞を受賞。さらに、レア・シーホーンが「Pluribus」でテレビドラマ部門の主演女優賞に輝き、合計3部門を獲得しました。
- HBO Max:医療ドラマ「The Pitt」がノア・ワイリーの男優賞を含む2部門で受賞。また、「Hacks」のジーン・スマートがテレビシリーズ(ミュージカル/コメディ)部門の女優賞を受賞し、合計3部門となりました。
- Hulu:「Dying for Sex」でミシェル・ウィリアムズが主演女優賞を獲得し、1部門の受賞となりました。
新設されたポッドキャスト部門と受賞を逃した作品たち
今年のゴールデングローブ賞では、最優秀ポッドキャスト部門が新設され、エイミー・ポーラーの「Good Hang with Amy Poehler」が初代受賞者となりました。アレックス・クーパーの「Call Her Daddy」や「Armchair Expert with Dax Shepard」などもノミネートされていました。
一方で、「Only Murders in the Building」、「The Bear」、「Paradise」、「Chad Powers」といった注目作は惜しくも受賞を逃しました。また、15部門でノミネートされていたDisney+(「Andor」、「Elio」など)は、残念ながら今回の受賞を一つも獲得できませんでした。
ストリーミング時代のコンテンツ競争を反映する結果に
2026年のゴールデングローブ賞は、コンテンツ産業におけるストリーミングサービスの優位性を改めて浮き彫りにしました。特にNetflixの連続的な成功と戦略的な動きは、今後のエンターテイメント業界の動向を大きく左右するでしょう。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/12/netflix-had-a-huge-night-at-the-2026-golden-globes-with-7-wins/
