2025年末のMac出荷台数は横ばい、競合他社が急成長

PC市場回復の兆しとMacの現状

国際データコープ(IDC)の最新報告によると、2025年第4四半期の世界PC市場は全体的に9.6%の大幅な成長を遂げ、期待を上回る回復を見せました。しかし、AppleのMac事業は同期間において出荷台数が前年比で横ばいとなり、競合他社が軒並み2桁成長を記録する中で明暗が分かれる結果となりました。

第4四半期の市場動向:Appleと競合の明暗

2025年第4四半期のPC出荷台数は7640万台に達し、市場全体が堅調な伸びを示しました。しかし、AppleのMac出荷台数は710万台で、前年同期とほぼ変わらず、市場シェアは低下しました。

  • Lenovoは1930万台を出荷し、前年比で14.4%増
  • HPは1540万台を出荷し、前年比で12.1%増
  • Dellは1170万台を出荷し、主要3社の中で最速となる18.2%増を記録しました。

Appleは、これらの主要ブランドの後塵を拝し、出荷台数で世界第4位にとどまりました。

市場成長を牽引した要因

IDCは、第4四半期の予想を上回る市場成長の背景には複数の要因があると分析しています。具体的には、Windows 10のサポート終了、年明けに関税が課されることへの不確実性、そしてメモリ供給逼迫への懸念が挙げられます。これらの要因がベンダー各社に在庫の前倒し購入を促し、例年以上の年末商戦の盛り上がりにつながりました。

2025年通年のMacのパフォーマンス

四半期ベースでは横ばいだったものの、年間のMacのパフォーマンスはより堅調でした。IDCの推計によると、Appleは2025年通年で2560万台のMacを出荷し、2024年の2300万台から11.1%増を達成しました。これは、市場全体の8.1%増を上回る成長率であり、Appleの年間市場シェアも前年の8.7%から9.0%へと上昇しました。第4四半期の市場シェア低下は、主要Windowsブランドの急速な成長によるものであったと補足されています。


元記事: https://www.macrumors.com/2026/01/13/mac-shipments-flat-at-the-end-of-2025/