OpenAI、ChatGPTに広告導入へ ― 回答への影響は否定、無料ユーザーが対象

ChatGPTに広告導入、回答の公平性を強調

OpenAIは、数週間以内にChatGPTの無料版およびChatGPT Goアカウントに広告の表示を開始すると発表しました。しかし同社は、これらの広告がChatGPTが生成する回答の内容に影響を与えることはないと強調しています。

広告は回答の末尾に表示される見込みで、OpenAIは今回の広告導入の目的として、AIの汎用人工知能(AGI)開発への資金供給を挙げています。これは「人類全体に利益をもたらし、AIをよりアクセスしやすくする」という同社のミッションを支援するためと説明されています。

広告表示の詳細とユーザー保護

OpenAIによると、表示される広告は明確に区別され、「広告」として明示的にラベル付けされます。ChatGPT Plus、Pro、Business、Enterpriseといった有料ティアのユーザーは広告表示の対象外となります。

ユーザーのプライバシー保護も重視されており、OpenAIは「ユーザーの会話は広告主から保護され、データを広告主に販売することはない」と断言しています。ユーザーは、広告に利用されるデータの管理権を持ち、いつでもデータを消去することが可能です。

敏感なトピックでの広告表示は回避

さらに、健康、精神衛生、政治といった敏感なトピックを含むチャットには広告が表示されない方針です。これにより、デリケートな内容の会話中に不適切な広告が表示される事態を防ぎます。

今後の展開とユーザーの選択肢

広告は今後数週間のうちに順次展開される予定です。広告表示を避けたいユーザーには、月額20ドルの有料サブスクリプションへのアップグレード、またはClaudeなどの代替AIサービスへの切り替えが選択肢として提示されています。


元記事: https://www.bleepingcomputer.com/news/artificial-intelligence/openai-says-its-new-chatgpt-ads-wont-influence-answers/