テスラが安全運転手不在のロボタクシーをオースティンで開始
2026年1月22日、テスラはテキサス州オースティンで、人間の安全運転手を伴わないロボタクシーサービスを正式に開始しました。イーロン・マスクCEOは自身のソーシャルメディア「X」でこのニュースを発表し、「オースティンで安全監視員なしのテスラロボタクシー運転を開始した。テスラAIチーム、おめでとう!」と述べました。また、マスク氏は「実世界のAIを解決し、AGI(汎用人工知能)につながる可能性のある」エンジニアの採用も呼びかけています。
段階的な展開と現状
テスラのロボタクシーサービスは、昨年6月にオースティンで限定的に展開を開始しましたが、当時は安全運転手が同乗していました。初期のサービスはインフルエンサーや厳選された顧客に提供されていました。昨年12月には、安全運転手なしでのテスト運用が開始されており、今回の完全無人運行はその次のステップとなります。
テスラAIチームのリーダーであるアショク・エルスワミー氏によると、オースティンで運行される全車両が直ちに完全無人となるわけではありません。同社は「安全監視員付きの広範なロボタクシーフリートに、少数の監視なし車両を混ぜることから始め、その比率を時間とともに増やしていく」計画です。
料金体系と今後の展望
現状では、テスラのロボタクシーが有料か無料かは不明です。競合するロボタクシー企業であるWaymoやZooxも、展開初期には運賃を徴収していませんでした。
テスラの今回の動きは、自動運転技術における大きな一歩であり、AI技術の進化と実社会への適用を加速させる可能性を秘めています。安全性の確保と規制当局との連携が今後の普及において重要な課題となるでしょう。
