Google音声アシスタント盗聴疑惑、6,800万ドルで和解

Google、音声アシスタントの盗聴疑惑で和解金支払い

Googleは、同社の音声アシスタントがユーザーの会話を不法に傍受していたとする疑惑に対し、6,800万ドル(約100億円)の和解金を支払うことで合意しました。この集団訴訟は、Googleがユーザーの同意なしに機密性の高い通信を傍受・記録し、その情報を第三者に開示してターゲティング広告などに利用したと主張しています。

本件の主な争点は「誤認識(false accepts)」にありました。これは、ユーザーが意図的にウェイクワードを発していないにもかかわらず、Googleアシスタントが起動して会話を録音していたとされる事象を指します。

音声アシスタントへの高まるプライバシー懸念

TechCrunchの報道によると、ユーザーは長年にわたり、自身のデバイスが不適切に個人情報を盗聴しているのではないかという疑念を抱いてきました。こうした疑念は、法的な問題に発展するケースが増えています。

過去には、2021年にAppleがSiriによるユーザーの無断録音に関する訴訟で9,500万ドルを支払うことで合意しています。また、Google自身も近年、プライバシー関連の訴訟に直面しており、昨年はテキサス州とのデータプライバシー法違反に関する2件の訴訟で14億ドルを支払うことで合意しています。

今回の和解は、テクノロジー企業が音声アシスタントの運用において、ユーザーのプライバシー保護をさらに強化する必要があることを改めて示すものです。


元記事: https://techcrunch.com/2026/01/26/google-pays-68-million-to-settle-claims-its-voice-assistant-spied-on-users/