SFOへのロボットタクシー運行、ついに実現
Alphabet傘下の自動運転技術企業Waymoは、サンフランシスコ国際空港(SFO)へのロボットタクシーサービスを開始したと発表しました。長年にわたる交渉と準備期間を経て、同社はまず限定された利用者にサービスを提供し、今後数ヶ月で全顧客に拡大する予定です。
乗降場所はSFOレンタカーセンターに設定されており、利用者はAirTrainを介してアクセスできます。Waymoは将来的には追加の空港施設でもサービスを提供することを計画しています。
Waymoの事業拡大と戦略的意義
このSFOへの進出は、Waymoのビジネスモデルにとって極めて重要です。地理的な規模拡大と高頻度な利用が鍵となる同社の戦略において、主要な国際空港へのアクセスは大きな一歩となります。Waymoの共同CEOであるTekedra Mawakana氏は、「サンフランシスコ国際空港へのサービス提供は、利用者から最も要望の多かった機能の一つであり、市との関係をさらに深めるものです」と述べています。
Waymoは過去1年間で事業を加速させており、新しい都市への進出、フリート規模の拡大、高速道路での運行許可取得などを進めています。現在、サンフランシスコ・ベイエリアのほとんど、シリコンバレー(サンノゼ空港を含む)、アトランタ、オースティン、ロサンゼルス、マイアミ、そしてフェニックスの大部分(フェニックス・スカイハーバー国際空港を含む)でサービスを展開しています。
SFOでの運行開始には数年を要し、2023年には許可取得に失敗したものの、2025年3月にはデータ共有を条件としたマッピング許可を得て、同年9月にはテストおよび運用パイロット許可に署名し、今回の商業運用へと繋がりました。
安全性への懸念と規制当局の調査
SFOへの進出という大きな成功の裏側で、Waymoは一部の事業展開地域で安全性に関する批判や懸念に直面しています。1月23日には、サンタモニカで同社のロボットタクシーが子供と接触する事故が発生し、子供は軽傷を負いました。この事故については、国家道路交通安全局(NHTSA)が調査を進めています。
また、NHTSAと国家運輸安全委員会(NTSB)は、スクールバス周辺でのロボットタクシーの不適切な行動についても調査を行っています。これらの事案は、自動運転技術の安全性と社会受容性に関する継続的な議論の重要性を浮き彫りにしています。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/29/waymo-sfo-airport-robotaxis/
