トランプモバイルからの待望の返信、しかし…
数ヶ月にわたりトランプモバイル(Trump Mobile)の公式アカウントやプレス担当者に連絡を取り続けていた記者、ドミニク・プレストンは、ついに同社の幹部であるドン・ヘンドリクソンから返信を得ました。ヘンドリクソン氏は「トランプモバイルとT1ハンドセットについて話したい」と述べ、同社の「声を聞かせる時が来た」と示唆しました。しかし、この最初の接触の後、ヘンドリクソン氏はプレストン記者のその後のメールを一切無視し、事実上の「ゴースト化」状態となりました。
謎多きトランプモバイルと幹部の経歴
トランプモバイルは、2025年6月にドナルド・トランプ・ジュニアとエリック・トランプが、ドン・ヘンドリクソン、パット・オブライエン、エリック・トーマスという3人の幹部と共に発表した企業です。彼らはモバイル業界で「数百年」の経験を持つと豪語しましたが、特にヘンドリクソン氏の経歴は不明瞭な点が多く、唯一見つかるLinkedInプロフィールもほとんど空白です。
報道によれば、ヘンドリクソン氏はトランプモバイルのモバイルオペレーション責任者、あるいは社長であるとされています。彼自身は会社の発想源であり、トランプ氏に協力を求めたと主張しています。
リバティモバイルワイヤレスとの関連性
プレストン記者の調査により、ヘンドリクソン氏がリバティモバイルワイヤレス(Liberty Mobile Wireless)の営業担当上級副社長であることが判明しました。これは重要な手がかりです。なぜなら、トランプモバイルのオンライン利用規約には、「リバティモバイルワイヤレスLLCによって提供されている」と明記されているからです。この情報が、プレストン記者がヘンドリクソン氏に直接連絡を取る突破口となりました。
記者の苦悩と今後の展望
プレストン記者は、これまでトランプモバイルの公式窓口から一度も返信を得られなかった経験から、ヘンドリクソン氏からの返信に驚きを隠せませんでした。しかし、その後の沈黙により、貴重な情報源との対話の機会は失われてしまいました。ヘンドリクソン氏がなぜ突然連絡を絶ったのか、その理由は不明ですが、プレストン記者は今後も同氏のメールアドレスを追跡し、トランプモバイルに関する情報収集を続ける意向です。
本件は、IT業界における透明性と企業コミュニケーションの課題を浮き彫りにしています。
元記事: https://www.theverge.com/tech/870934/trump-mobile-executive-team-don-hendrickson
