富士フイルムInstax Mini Link+プリンターの概要
富士フイルムの最新インスタントプリンター、「Instax Mini Link+」が発売されました。価格は169.95ドルと、旧モデルのInstax Mini Link 3(100ドル)に比べて高価ですが、The Vergeのレビューによると、その価格に見合うだけの価値があるアップグレードと評価されています。
主な改善点としては、コントラスト、色、ディテール、シャープネスの向上が挙げられます。特に「デザインプリントモード」は、テキストや複雑なイラストを鮮明に印刷できると謳われていますが、実際のテストでは大きな改善は見られなかったとのことです。
全体としては、Instax Mini Link+は旧モデルからの明確なアップグレードであり、特に写真の品質を重視するユーザーには推奨されます。ただし、62 x 46mmという小型プリントの限界を理解し、過度な期待はしない方が良いでしょう。
進化した印刷品質と新機能
Instax Mini Link+は、内部処理の改善により、写真の品質が大幅に向上しました。The Vergeのテストでは、より鮮やかなコントラスト、豊かな色彩、そしてディテールのシャープさが確認されています。これにより、幅広い種類の写真でより多くの情報が表現できるようになりました。
Instax Mini Link 3との比較例:
- 人物写真: 強い照明下の写真でも、Link+はより良いコントラスト、目のディテール、正確な肌の色と質感で処理します。
- 風景写真: Link+はコントラストが向上し、岩の表面や木の枝の質感が鮮明になり、色彩も改善されています。
- 雪景色: Mini Link 3では白く潰れてしまいがちだった雪の表現も、Link+のデザインプリントモードでは個々の雪の結晶や奥行きが再現されます。
- テキスト: Spotifyのスクリーンショットのテストでは、デザインモードが文字をシャープにし、白文字に黒いアウトラインを人工的に追加することで、文字をより際立たせています。
しかし、富士フイルムが特に優れていると主張するテキストが多いイラストのプリントに関しては、Mini Link 3とMini Link+の間で驚くほど小さな違いしか見られなかったと報告されています。
アプリ体験とコストパフォーマンス
「Instax Mini Link」アプリは、iOSとAndroidの両方で利用可能です。このアプリは、VRで写真を仮想空間に表示したり、プリンターをリモートシャッターとして使用したり、画像を整理したり、テキストやステッカー、フィルターで装飾したりするなど、多機能で充実しています。
しかし、レビューアーは「多機能すぎる」と感じており、単にiPhoneのフォトライブラリから写真を素早く印刷したいだけなのに、多くの機能を通過する必要があることに不満を述べています。
フィルムとバッテリー:
- Instax Miniインスタントフィルムは、20枚で約30ドル(1枚あたり約67セント)です。
- バッテリーはUSB-Cで充電され、15枚の写真を印刷しても80%の残量があったと報告されており、バッテリー持ちは良好です。
- ヨーロッパでは、富士フイルムNP-70Sバッテリーがユーザーによる交換に対応しています。
総評: 誰にとって価値あるアップグレードか
最終的に、もしあなたがInstaxプリンターで最高の写真品質を求めるなら、169.95ドルのInstax Mini Link+が選択肢となるでしょう。テキスト中心のイラストの印刷品質向上に過度な期待をしなければ、一部のMini Link 3ユーザーにとってもアップグレードする価値はあります。
ただし、この価格帯では、Canon Selphy QX20のような昇華型プリンターと競合します。昇華型プリンターは、よりシャープで正確なプリントを提供し、水や色あせへの耐性も優れています。
もし、Instax Mini Link 3の持つ「ソフトでムーディーな雰囲気の画像」が好きであれば、100ドルという価格は依然として魅力的な選択肢です。
元記事: https://www.theverge.com/tech/870603/fujifilm-instax-mini-link-plus-reivew-improved-photos
