背景
Webホスティング会社のWP Engineは、WordPress共同設立者のマット・ムレンウェグ氏とその企業Automattic(WordPress.comの親会社)との間で続く法的対立において、新たな主張を含む修正申立てを行いました。
最新の主張
WP Engineは、ムレンウェグ氏が10社以上のライバルホスティング企業に対してロイヤリティ料を請求する計画があったと主張しています。また、決済プロセッサーであるStripeに、WP Engineとの契約を解除させるよう働きかけたことも指摘されています。
争点
ムレンウェグ氏は、WP EngineがオープンソースのWordPressプロジェクトから利益を得ている一方で、コミュニティへの貢献がないと主張しています。このため、ホスティング企業に対して月間粗収益の8%をロイヤリティ料として支払うよう要求しました。
新たな情報
WP Engineは、発見手続き中に得られた情報を元に、修正申立てを行いました。この情報は以前、Automatticの要請により非公開となっていましたが、現在は全文公開されています。
- ムレンウェグ氏が10社以上のライバルホスティング企業に対してロイヤリティ料を請求する計画があったと主張
- Newfold(BluehostやHostGatorなどのホスティングプロバイダーを含む)は既にAutomatticから使用許諾料を支払っていると指摘
Stripeとのやり取り
WP Engineが訴訟を起こした後、ムレンウェグ氏はメールでStripeのエグゼクティブに働きかけ、WP Engineとの契約解除を求めたと主張しています。
ロイヤリティ料率について
WP Engineは、8%というロイヤリティ料率が任意的であると指摘し、ムレンウェグ氏の発言を引用してその根拠を示しました。ムレンウェグ氏は、この料率を「ビジネス分析」に基づいて決めたと説明しています。
他の主張
WP Engineはさらに、ムレンウェグ氏がWP Engineに対して脅迫的な言葉を使用したことも指摘しています。例えば、「彼らがカーボン(甘い提案)を取らない場合、我々はスティック(厳しい措置)を与える」というような発言があります。
結論
Automatticからのコメント要請に対する回答はありませんでした。この争いは、オープンソースソフトウェアの利用とその周辺ビジネスにおける利益分配についての重要な議論を引き起こしています。
