誤操作:米軍のレーザー攻撃で国境警備局ドローンが破壊

概要

アメリカ国防総省は、メキシコ国境付近で運用中のカスタムズ・アンド・ボーダー・プロテクション(CBP)の無人機を誤ってレーザー攻撃により破壊しました。この攻撃は、ドローン対策システムとして開発された高エネルギーレーザーシステムを使用したものとされています。

詳細

CBPは、無人機を用いて国境での違法入国者や麻薬密輸などの監視活動を行っています。しかし、国防総省がこの地域で展開しているレーザー対ドローンシステムを使用して誤ってCBPの無人機を破壊したという報告があります。

報道によると、国防総省はその無人機がCBPによるものであることを認識せず、「未知のドローン」として扱ったとされています。また、この攻撃は連邦航空局(FAA)との事前の調整なしに行われたという情報もあります。

過去の事例

今回の事件以前にも、2月にCBPが同様の技術を使用してパーティーバルーンを誤って破壊した事例がありました。その際もFAAとの調整なしに行われたとされています。

議会からの反応

民主党議員たちは、この事件について深刻な懸念を表明しています。「トランプ政権の無能さが空域に混乱をもたらしている」と、イリノイ州上院議員のダンクワースは述べています。

今後の対応

国防総省、CBP、FAAは共同声明で、「ドローン脅威への対策を強化するため、大統領の指示に従って協力し合っている」と述べています。また、「このような事態が再発しないよう、今後も連携とコミュニケーションを強化していく」としています。

結論

国防総省は「トランプ政権は歴代のどの政権よりも国境の安全確保に力を入れている」と主張していますが、議会からは依然として懸念の声が多く上がっています。


元記事: https://arstechnica.com/tech-policy/2026/02/whoops-us-military-laser-strike-takes-down-cbp-drone-near-mexican-border/