OpenAI、国防総省との契約の詳細を発表

CEOのサム・アルトマンは自身の公言通り、「OpenAIと国防総省との取引は確かに急いで行われた」とし、「外見が良くない」と評価した。Anthropicと国防総省との交渉が失敗に終わった後、ドナルド・トランプ大統領は連邦機関に対して6ヶ月の移行期間を設けてAnthropicの技術を使用することを停止するよう指示した。

その後、OpenAIは自社のモデルが分類された環境で使用される契約を迅速に発表した。Anthropicはその技術が完全自律兵器や大規模な国内監視システムでの使用には「赤線」を引くと述べた一方で、アルトマンも同様の保護措置があると主張した。

OpenAIはブログ記事を通じて、自社モデルが使用できない3つの領域について説明した。それは大規模な国内監視、自律兵器システム、および「社会信用」のような高リスク自動化決定システムである。

OpenAIのアプローチ

同社は他のAI企業とは異なり、「安全ガードレールを削減または撤廃し、使用ポリシーのみを主要な保護手段として採用した」という点を強調した。これに対して、OpenAIの契約では「より広範で多層的なアプローチ」を通じてその赤線を保護する。

  • 安全スタックに対する完全な裁量権
  • クラウド経由での配布
  • クリアされたOpenAIの人員がループに含まれる
  • 強力な契約上の保護措置

これらの措置は「既存の米国の法律」と組み合わさって、より強固な保護を提供すると述べた。

反論と議論

Techdirtのマイク・マスニック氏は、この契約が「国内監視を絶対に許容する」と主張した。これは「NSAが米国国外で通信線をタップすることで国内監視を隠す方法」であると説明した。

OpenAIの国家安全保障パートナーシップ責任者カトライン・マッリガン氏は、契約言語だけが唯一の保護だと考える議論に対して反論した。「それは実際にはそうではない」と述べ、「配布アーキテクチャの方が契約言語よりも重要である」と強調した。

アルトマンCEOの見解

X(旧Twitter)でアルトマン氏は、この取引が「急いで行われた結果、OpenAIに対して大きな反発があった」と認め、「我々は事態をデスカレートさせたいと考え、提案された契約を受け入れた」と述べた。


元記事: https://techcrunch.com/2026/03/01/openai-shares-more-details-about-its-agreement-with-the-pentagon/