Meta、Instagramのエンドツーエンド暗号化チャットを終了
Metaは、Instagramのチャット機能でエンドツーエンド暗号化(E2EE)を2026年5月8日以降サポートしないと発表しました。
ユーザーへの影響
Metaは、影響を受けるチャットがあるユーザーに対して、ダウンロードするメディアやメッセージを保存するための指示を提供すると述べています。また、古いバージョンのInstagramを使用しているユーザーは、ダウンロードする前にアプリを更新する必要がある場合があります。
E2EEの導入経緯
Metaは2021年にInstagramのダイレクトメッセージでE2EEをテストし始めました。これはCEOのマーク・ザッカーバーグの「プライバシーに重点を置いたソーシャルネットワーキングのビジョン」の一環でした。しかし、E2EEは現在「一部の地域でのみ利用可能」であり、デフォルトでは有効になっていません。
他のプラットフォームの対応
2022年2月、ロシアとウクライナの成人ユーザー全員に暗号化されたダイレクトメッセージを提供しました。一方、TikTokは最近、直接メッセージのE2EEを導入する計画がないとBBCニュースに述べました。TikTokは、この技術がユーザーをより危険にさらすと主張し、特に若者を保護したいと述べています。
E2EEの利点と問題点
E2EEはプライバシーの勝利とされ、通信ユーザーのみがメッセージを復号化して読むことができ、サービスプロバイダー、悪意のあるユーザー、その他の第三者がデータにアクセスまたは傍受することを防ぎます。しかし、法執行機関や児童保護団体は、この技術が犯罪者にとって安全な場所を作り出すと主張し、これが「暗闇に消える」現象と呼ばれています。
今後の動向
今年、欧州委員会は暗号化データへの法的アクセスを可能にするソリューションを特定し評価するための技術ロードマップを発表する予定です。
元記事: https://thehackernews.com/2026/03/meta-to-shut-down-instagram-end-to-end.html
