連邦通信委員会(FCC)は昨日、ネクスター・メディア・グループによるテグナ社の62億ドルの買収を承認しました。これにより、放送大手が全国的な所有制上限を超えることが可能になりました。
買収の背景
ネクスターは昨日夕方、FCCからの承認を受けた直後にこの取引を完了させました。また、米国司法省もこの合併を承認しましたが、州検察総長らは裁判所でこれを阻止しようと試みています。
FCCの決定
トランプ大統領は2月7日にツイッター上でこの合併を支持し、「偽りのニュース」と戦うためには競争が必要だと述べました。FCC委員長のブレンドン・カールもこれに賛同し、ネクスターとテグナの合併が「全国ネットワークへの真の競争をもたらす」と評価しました。
所有制上限を超える理由
- FCCの全米テレビ所有規則では、放送局が39%以上の視聴世帯に影響を与えてはならないと定められています。
- しかし、ネクスター・メディア・グループは既に70%の視聴世帯をカバーしており、テグナとの合併により80%まで拡大します。
UHF割引
UHF(超高周波)放送局は技術的な制限から解放され、以前よりも多くの視聴者をカバーできるようになりました。そのため、FCCは2016年にUHF割引を廃止しましたが、トランプ政権下で再導入されました。
反対の声
州検察総長らは、この合併が「アメリカ全土でのニュースとその他のメディアコンテンツの配信に大きな影響を与える」と主張しています。また、FCCには39%の所有制上限を免除する権限がないという意見もあります。
結論
FCCはこの合併を承認しましたが、その決定に対する批判も高まっています。ネクスターとテグナの合併により、放送業界における競争力がどのように変化するか注目されます。
