ドーナツラボの固体電極バッテリー、損傷後はほとんど充電できず

概要

ドーナツラボは、独自の固体電極バッテリーが耐久性と安全性を備えていることを示すため、一連の独立したテストを行ってきました。最新のテストでは、高温条件下で損傷を受けたバッテリーが依然として機能し続けるかどうかを確認しました。

詳細

ドーナツラボは、その固体電極バッテリーが実際のものであることを証明するために、さまざまなテストを行ってきました。これまでに高速充電テストや極端な高温条件下でのテストなどが行われました。

損傷後のパフォーマンス

最新のテストでは、バッテリーが損傷を受けた場合でも、爆発などの危険性を避けることができるかどうかを確認しました。フィンランドのVTT技術研究センターで行われたこのテストでは、3つの異なるテストが実施されました。

  • 基準テスト:5サイクル、1C(26アンペア)
  • 高ストレステスト:50サイクル、5C(130アンペア)
  • 最終基準テスト:5サイクル、1C

結果は以下の通りです:

  • エネルギー容量の大幅な低下:24.7Ahから11.2Ahへ(約55%の減少)
  • 効率の低下:89.6%から83%へ
  • パッケージの厚さが17%増加

しかし、ドーナツラボはこの結果を「破損したリチウムイオンバッテリーとは異なり、安全に機能し続ける」と評価しています。

今後の課題

一方で、ドーナツラボのバッテリーはまだ、長期的な性能と安全性を評価するための加速度老化テストを行っていません。また、400ワットアワー/キログラムというエネルギー密度についても独立した検証が行われていません。

結論

ドーナツラボは、その固体電極バッテリーが従来のリチウムイオンバッテリーとは異なる安全性と耐久性を備えていることを示すため、さらなるテストが必要です。


元記事: https://www.theverge.com/transportation/898881/donut-lab-solid-state-battery-damage-test