バーボン産業からの廃棄物を活用
バーボンは多額の売上を生む市場ですが、蒸留所では大量の廃棄穀物が発生しています。ケンタッキー大学の化学者は、その廃棄物であるstillage(使用済みの麦汁)から電極を作り出し、それらを使用してエネルギー貯蔵容量が既存の商用デバイスと同等のスーパーカパシタを構築しました。
バーボンの歴史と製造過程
18世紀にアメリカでバーボン蒸留が始まり、特にケンタッキー州が有名です。第二次世界大戦後、消費量や輸出量が急増しました。
廃棄物の問題
法的に、51%以上のコーンを含むマッシュから作られた蒸留酒のみがバーボンと呼ばれます。この過程で生成される大量のstillageは、通常、乾燥や運搬が困難なため、廃棄物として扱われることが多いです。
研究の詳細
ジョシエル・バリオス・コシオと彼の指導教員マーセロ・グスマンは、ハイドロセラミック炭化という高圧力加熱技術を使用してstillageから有用な炭素材料を生成することに成功しました。
スーパーカパシタの作製
彼らはstillageから得られた黒い粉末を高温で処理し、硬炭または活性炭を作りました。これらの炭素材料を使用して、エネルギー貯蔵容量が既存の商用デバイスと同等かそれ以上のスーパーカパシタを製造しました。
今後の研究
彼らは、この方法の大規模化における経済的可行性や持続可能性についてさらに調査を行う予定です。
元記事: https://arstechnica.com/science/2026/03/how-chemists-turned-bourbon-waste-into-super-capacitors/
