Auraの新製品「Ink Frame」が登場
デジタルフォトフレームで知られるAuraは、初のカラーEペーパーディスプレイを搭載したデジタルフォトフレーム「Ink Frame」を発表しました。価格は499ドルです。従来のLCDディスプレイモデルとは異なり、Ink Frameは印刷された写真のような、柔らかな光を放つヴィンテージ感のある写真表示を特徴としています。
Eペーパー技術による革新
Ink Frameは、13.3インチのE Ink Spectra 6ディスプレイを搭載し、解像度は1600 x 1200です。Spectra 6は6色をサポートしますが、Aura独自のディザリングアルゴリズムにより、数百万色のトーンを表現することが可能です。Eペーパーの低消費電力特性を最大限に活用し、Auraのフレームとしては初めてコードレスでの使用を実現。最大3ヶ月という長時間のバッテリー寿命を誇り、付属のUSB-Cケーブルで充電します。
デザインと機能性
このフレームにはバックライトがなく、代わりに周囲の光に合わせて明るさを自動調整する内蔵フロントライトが搭載されており、暗闇ではオフになります。バッテリー寿命を最大化するため、写真の切り替えは夜間に自動的に行われ、1枚の写真の切り替えには約30秒かかります。頻繁な写真更新はバッテリー寿命に影響を与えるため、1日1枚の表示が推奨されています。厚さわずか0.6インチと非常に薄く、紙のような質感のマットと光沢のある画像仕上げにより、テクノロジー製品ではなくクラシックなフレームのような外観を実現しています。縦向き・横向きの両方に対応し、卓上または壁掛け用のハードウェアが付属。グラファイトフレームに白い紙のようなマットが特徴です。
写真管理と共有
Auraの他のフレームと同様に、Ink Frameも無制限の写真をAuraのクラウドサービスにアップロードできます。また、Auraアプリを通じて、友人や家族が直接フレームに写真を送ることも可能です。
元記事: https://www.macrumors.com/2025/10/21/aura-e-paper-photo-frame/
