Google Pixel 8のリーク情報:コードネーム、新Tensorチップ、RAM増量などが明らかに

Google Pixel 8シリーズのリーク概要

Googleの次期フラッグシップスマートフォン、Pixel 8およびPixel 8 Proに関する新たなリーク情報が浮上しました。WinFutureからの報告によると、これらのデバイスはパフォーマンスの向上に重点を置いており、より高性能なプロセッサと増量されたRAMを搭載する見込みです。まだ公式発表には数ヶ月ありますが、この情報は今後のPixelシリーズの方向性を示唆しています。

コードネームとRAM容量

リークされた2つのデバイスは、それぞれ「Husky」「Shiba」というコードネームで呼ばれています。これらのデバイスは、いずれも12GBのRAMを搭載するとされており、現在のAndroidフラッグシップモデルの中でもトップクラスの性能を誇ることになります。HuskyはProモデル、Shibaは標準モデルであると推測されています。

ディスプレイ仕様の変更

ディスプレイ解像度に関しては、Husky(Proモデルとされる)が2822 x 1344ピクセル、Shiba(標準モデル)が2268 x 1080ピクセルになると報じられています。これはPixel 7シリーズと比較して、ディスプレイのアスペクト比がわずかに変更され、より短いディスプレイになる可能性を示唆しています。

新Tensorチップ「Zuma」と5Gモデム

両モデルには、「Zuma」というコードネームの新しいTensorチップが搭載される予定です。これはTensor G3として知られ、Samsungの次期Exynos 2300プロセッサ(3nmプロセスノードベース)のカスタムバージョンに、Google独自の機械学習およびAI技術が加えられたものになると見られています。しかし、5GモデムはTensor G2に搭載されていたG5300が再利用される可能性があり、これは初代Tensorチップのモデムから大きな改善が見られなかったという過去の経験から、懸念材料となるかもしれません。

デザインと今後の展望

WinFutureは、これらの2つのデバイスが折りたたみ式やタブレットではなく、従来の「ガラスサンドイッチ」デザインを採用すると考えています。長らく噂されているPixel Foldを期待していたユーザーは、もう少し待つ必要があるでしょう。これらの情報はあくまでリークであり、公式なものではありません。実際の発表までには変更される可能性も十分にあります。しかし、Google I/O 2023で次期Pixelフラッグシップの早期プレビューが提供される可能性も期待されています。


元記事: https://www.androidpolice.com/google-pixel-8-leak-codenames-new-tensor-chip/