Apple、インド政府のプリインストールアプリ義務化に抵抗 – プライバシーとセキュリティを強調

導入

2025年12月2日、Appleは、インド政府がすべてのスマートフォンに対し特定のセキュリティアプリのプリロードを義務付ける新たな指令に対し、抵抗する方針を固めたと報じられました。この指令は、プライバシーとセキュリティに関する深刻な懸念を引き起こしており、特にAppleのiOSエコシステムに大きな影響を与える可能性があります。

インド政府の「Sanchar Saathi」アプリ指令

インド電気通信省は、盗難されたデバイスのブロック、不正な通報の報告、中古スマートフォンの認証などを支援する目的で設計された「Sanchar Saathi」という政府系セキュリティアプリのプリロードを、すべてのスマートフォンメーカーに義務付けました。このアプリは削除不可能とされており、政府による詳細な追跡機能が含まれているため、広範なデータアクセスや潜在的な監視への道を開くとして、プライバシーおよびセキュリティ上の問題が指摘されています。

Appleの毅然とした態度

The Business Standardが業界関係者の話として報じたところによると、Appleはインド当局に対し、この要求に応じない意向を伝えています。同社は、世界中のいかなる地域においてもこのような義務には従わないと主張しており、それは同社のiOSエコシステムにおけるプライバシーとセキュリティの問題を増大させるためであると説明しています。Appleのこの抵抗は、インド政府にさらなる圧力をかけることになります。

インド政府の反論と今後の展望

批判に対し、インドの電気通信大臣Jyotiraditya M. Scindia氏は同日、「Sanchar Saathi」アプリは「完全にオプション」であり、ユーザーはいつでも簡単に削除できると述べ、監視の疑惑を否定しました。同大臣は、アプリにはスパイ行為や通話監視の規定は含まれていないと強調しています。インドには7億人以上のスマートフォンユーザーがいるため、この最終的な決定は、政府がデバイスソフトウェアにどれほどの統制を及ぼせるか、そしてAppleのようなテクノロジー企業が自社のプライバシー基準をどこまで貫けるかについて、大きな影響を与えることになるでしょう。


元記事: https://www.macrumors.com/2025/12/02/apple-resists-india-order-state-app-iphones/