世界各地でChatGPTにアクセス障害が発生
OpenAIが提供するAIチャットボット「ChatGPT」で、世界規模のサービス障害が発生しました。多くのユーザーがChatGPTへのアクセス時にエラーに遭遇しており、「something seems to have gone wrong」や「There was an error generating a response」といったメッセージが表示されています。
この障害により、一部のユーザーからは過去の会話履歴が消失したとの報告も上がっています。さらに、BleepingComputerが行ったテストでは、GPTが応答することなくロードし続ける状態が確認されました。DownDetectorの報告によると、この問題の影響を受けているユーザーは30,000人以上にのぼるとされています。
OpenAIが障害を認識、復旧作業に着手
OpenAIは米国東部時間2時40分に公開した投稿で、ChatGPTに関する問題を認識しており、現在修正に取り組んでいることを公式に認めました。同社は、影響を受けているサービスにおいて「エラーが増加している」ことを特定したと発表しています。
サービスは徐々に復旧の兆し、しかし遅延も
最新の状況として、米国東部時間15時14分時点でChatGPTは徐々にオンラインに戻り始めているとのことです。しかし、依然として動作が遅いという報告があり、完全なサービス復旧にはまだ時間がかかる可能性があります。
