Analogueが4K N64エミュレーター「Analogue 3D」の再販を発表、懐かしの新色も登場

Analogue 3D、待望の再販と「Funtastic」限定モデル

Analogueは、高性能4K N64エミュレーター「Analogue 3D」の待望の再販を発表しました。さらに注目すべきは、かつての人気シリーズ「Funtastic」を彷彿とさせる透明な限定モデルの登場です。N64ファンにとっては、高性能なエミュレーションと懐かしいデザインが融合したこのデバイスが、12月10日に発売されます。

懐かしの「Funtastic」限定エディションが復活

今回特にハイライトとなるのは、2000年代初頭のN64「Funtastic」シリーズからインスピレーションを得た透明カラーの限定エディションです。Analogueは、1年以上の歳月をかけてオリジナルと「完全に色を一致させた」と発表しており、以下の7色がラインナップされます。

  • Fire(レッド)
  • Watermelon(ピンク)
  • Grape(パープル)
  • Ice(ブルー)
  • Jungle(グリーン)
  • Clear(クリア)
  • Smoke(グレー)

これらの限定モデルは299ドルで提供され、「極めて数量限定」での販売となります。また、非透明のゴールドモデルも登場し、こちらはかつてのToys R Us限定エディションへのオマージュです。

マッチングコントローラーと標準モデルの動向

限定版「Funtastic」エディションの発売に合わせ、本体と色を合わせた8BitDo 64コントローラーも12月10日に「極めて数量限定」で発売されます。これにより、より一体感のあるゲーム体験が可能になります。一方、標準のブラックおよびホワイトモデルも再販が決定しており、価格は269ドル(以前より若干値上げ)で、2026年1月に発送される予定です。

ファンの間で賛否を呼ぶ発表タイミング

今回の「Funtastic」モデル発表のタイミングは、一部の既存購入者から複雑な反応を呼んでいます。最近標準モデルを再販で購入したばかりのユーザーの中には、わずか1ヶ月も待てば限定カラーモデルを選べた可能性があるため、不満の声も上がっています。また、Analogue 3D本体のコントローラーボタンがオリジナルのN64コントローラーと色合わせされていない点についても、追加料金を払って別のバージョンを待つ必要があるという指摘もあり、今後の対応が注目されます。


元記事: https://www.theverge.com/news/840068/analogue-3d-transparent-funtastic-limited-edition