Ayaneoが送り出す新たな挑戦:ゲーミングAndroidスマートフォン「Pocket Play」
レトロゲーミングハンドヘルドメーカーとして知られるAyaneoが、初のAndroidスマートフォン「Pocket Play」のデザインを遂に公開しました。この新デバイスは、2011年に登場したSony Ericsson Xperia Playを強く彷彿とさせるデザインで、発表直後からゲーマーやテクノロジー愛好家の間で大きな注目を集めています。
物理コントローラーを内蔵した革新的なデザイン
「Pocket Play」の最も特徴的な点は、そのスライド式デザインにあります。スクリーンを上方にスライドさせると、以下のようなフルセットの物理コントローラーが現れます。
- Dパッド
- ABXYフェイスボタン
- 2つの円形タッチパッド
また、本体背面には左右にショルダーボタンが2組搭載されており、本格的なゲーミング体験を提供することを目指しています。しかし、現代のスマートフォンでは一般的になりつつある3.5mmヘッドホンジャックは搭載されていません。
期待高まる未公開スペックと価格
現在のところ、Ayaneoは「Pocket Play」の具体的なスペック詳細を一切公開していません。「近日発売」とされていますが、Kickstarterキャンペーンページでも肝心な技術仕様については触れられていません。高性能なプロセッサ、十分なRAM、そして長時間のゲーミングを支えるバッテリー容量など、ユーザーはデバイスの核心部分に大きな期待を寄せています。
競合との比較と市場への影響
今年、Xperia Playをオマージュしたデバイスは「Pocket Play」が2機種目であり、AnbernicのRG Slideに続く形となります。しかし、「Pocket Play」はRG Slideに比べてはるかに洗練された外観を持ち、単なるゲーム専用機ではなく、日常的に使用するスマートフォンとしての役割も果たすことが期待されています。このため、RG Slideの189ドルという価格よりも大幅に高価になると予想されており、市場でのポジショニングが注目されます。
元記事: https://www.theverge.com/news/842243/ayaneo-pocket-play-gaming-phone-android-sony-xperia-play
