Opera Neonブラウザ、待機リストを廃止し深層調査エージェントを追加

Opera Neonブラウザ、一般公開へ

Operaは本日、AIパワーユーザー向けのエージェント型ブラウザ「Opera Neon」のアクセスを一般に開放しました。10月2日に「Founders」フェーズとしてクローズドで提供されていましたが、待機リストが廃止され、誰でも利用可能になりました

サービス概要と価格

月額19.90ドルで提供されるNeonは、従来のブラウジング体験を超え、AIを活用してブラウザ内で直接タスクを実行することを目的としています。

AIによる革新的な機能

NeonのAI機能は、ユーザーの代わりにタブの開閉、複数ソースからの情報比較、さらには取引の完了といった多様なタスクを自動で実行できます。

搭載AIモデルと専門エージェント

本サービスは、Gemini 3 Pro、GPT-5.1、Veo 3.1、Nano Banana ProといったトップティアのAIモデルへの即時アクセスをユーザーに提供します。

これらのモデルを補完するものとして、以下のような専門エージェントが搭載されています。

  • Neon Chat、Do、Makeエージェント:旅行プランの予約、ウェブサイト構築、ビデオ生成、ドキュメント編集など、複雑なタスクを自律的に処理するよう設計されています。
  • ODRA深層調査エージェント:今回新たに追加された機能で、持続的かつ詳細な調査のために設計されています。その「1分調査」モードは、複雑な主題に関する情報を収集・統合し、明確な情報源を提供することで、構造化された洞察への迅速な経路を提示します。

競合との位置付け

Opera Neonは、PerplexityのComet BrowserやThe Browser CompanyのDia Browserなど、同様のAI搭載ブラウザと競合します。

Opera NeonはOperaのウェブサイトからダウンロード可能です。


元記事: https://www.macrumors.com/2025/12/11/opera-neon-ai-browser-ends-waitlist/