信用調査大手700Creditで大規模データ漏洩、560万人以上の個人情報が流出

概要

信用調査会社である700Creditにおいて、少なくとも560万人以上の個人情報が流出した大規模なデータ漏洩が発生しました。流出した情報には、氏名、住所、生年月日、そして社会保障番号といった極めて機密性の高いデータが含まれています。

詳細と影響

ミシガン州に拠点を置く700Creditは、米国の自動車販売店向けに信用調査および身元確認サービスを提供しています。同社は、2025年10月に発生したデータ侵害について、「身元不明の悪意のあるアクター」によるものだと発表しました。ハッカーは、2025年5月から10月の間に収集された個人データを盗んだとされています。これほど広範囲にわたる個人情報、特に社会保障番号の漏洩は、影響を受けた個人に深刻な詐欺やなりすましのリスクをもたらします。

対応と注意喚起

700Creditは、情報が盗まれた個人に対し、郵送で通知書を送り、信用監視サービスを提供すると発表しました。ミシガン州司法長官のダナ・ネッセル氏は、影響を受けたミシガン州民に対し、「700Creditからの手紙は無視しないように」と強く警告しています。さらに、ネッセル氏は、詐欺を防ぐために早急に情報を保護する措置を講じることの重要性を強調し、信用凍結や監視サービスを積極的に利用するよう促しています。


元記事: https://techcrunch.com/2025/12/12/data-breach-at-credit-check-giant-700credit-affects-at-least-5-6-million/