Threadsが新たな「コミュニティ」機能をグローバル展開
MetaのソーシャルメディアプラットフォームであるThreadsは、ウェブプラットフォームおよびモバイルアプリにおいて、新たな「コミュニティ」機能のグローバルテストを開始しました。この機能は、ユーザーが自身の興味や関心事に関するコンテンツを効率的に見つけられるよう設計された、専用のスペースを提供します。
2025年10月2日より、ユーザーはプロバスケットボール、K-pop、書籍、テレビ番組、AIなど、多岐にわたるトピックのコミュニティを探索し、参加できるようになります。これは、RedditのチャンネルやX(旧Twitter)のコミュニティ機能と類似したアプローチです。
コミュニティ機能の仕組みと特徴
Threadsのコミュニティ機能は、ユーザー体験を向上させるためのいくつかの特徴を備えています。
- ユーザーは複数のコミュニティに参加し、それぞれのコミュニティに特化したフィードを閲覧できます。
- コミュニティに参加すると、ユーザーのプロフィールにメンバーシップがラベル表示され、他のユーザーに公開されます。
- 参加したコミュニティの投稿は、ユーザーのフィードメニューにピン留めされ、アクセスしやすくなります。
- 各コミュニティには、例えば書籍コミュニティにおける本の積み重ねのような、カスタムの「いいね」ボタン用絵文字が用意されています。
コミュニティはプラットフォーム上で検索可能ですが、Threadsは「まだ全ての興味に対応する専用コミュニティがあるわけではない」と述べています。特定のトピックにコミュニティが存在する場合、そのタグの左側には3点バッジが表示されます。
既存機能との連携と今後の展望
この新機能は、Threadsが既に提供しているトピック機能やカスタムフィードの延長線上にあります。コミュニティの導入により、ユーザーはよりパーソナライズされたコンテンツを発見しやすくなると期待されています。
Threadsは今後、コミュニティ関連のさらなる機能強化を計画しています。これには、コミュニティ内で最も活発なメンバーを示す新しいバッジの導入や、コミュニティ内および「おすすめ」フィードにおける投稿ランキングの調整などが含まれており、ユーザーがより関連性の高い投稿を見つけられるよう改善が続けられる予定です。
元記事: https://www.theverge.com/news/790436/threads-communities-topics-launch