はじめに:CESを彩るロボットの祭典
毎年恒例となっているCESでのロボット展示は、今年も多くの注目を集めました。Boston Dynamicsのヒューマノイドロボット「Atlas」の最新バージョンのお披露目から、各企業のマーケティングを担うショーケースロボットまで、未来の技術の可能性を示す存在が多数登場しました。
卓球ロボット:Sharpaの巧妙なハンド技術
中国のロボット企業Sharpaは、全身ロボットが卓球をするデモンストレーションを披露しました。人間との対戦では苦戦していたものの、その目的は同社の主力製品であるロボットハンドの高い器用さを実演することにありました。そのパフォーマンスは、人間のパドルスキルと同等かそれ以上と感じさせるものでした。
ボクシングロボット:EngineAIの予測不能なヒューマノイド
EngineAI社は、映画『ターミネーター』にちなんで名付けられた「T800」と称するヒューマノイドロボットを披露。模擬ボクシングリングでシャドーボクシングを行う姿は、来場者の大きな関心を集めました。互いに接触することはなかったものの、時折リング外に出て観客を沸かせたり、転倒してしばらく横たわったりするなど、その予測不能な動作は人間のような挙動を感じさせ、ユニークなエンターテイメントを提供しました。
ダンスロボット:Unitreeの躍動するパフォーマンス
CESの定番ともいえるダンスロボットは、今年もUnitree社が担当しました。同社は、最高時速11マイルで走行可能なヒューマノイドロボットの発表など、目覚ましい技術開発で知られています。ブースでは、多くのロボットが音楽に合わせて踊り、その高度な制御技術をアピールしました。
コンビニ店員ロボット:GalbotのLLM統合事例
Galbot社は、マルチモーダル大規模言語モデル(LLM)と汎用ロボティクスに特化した企業です。同社のブースはコンビニエンスストアのように設営され、メニューアプリと連携したロボットが、顧客が選んだ商品を棚から取り出して渡すデモンストレーションを実施。実際にこのロボットは、中国の薬局などでアシスタントとして導入されているとのことです。
家事ロボット:Dyna Roboticsの先進的な洗濯物折りたたみ技術
商業ロボット分野における長年の目標の一つである「洗濯物折りたたみ」を、Dyna Robotics社が実演しました。同社のロボットアームは、効率的に洗濯物を折りたたみ、積み重ねる様子を披露。これは高度な操作モデルによる自動化されたタスクの優れた例です。同社はすでに複数のホテルや工場と提携しており、Nvidia、Amazon、LG、Salesforce、Samsungからの1億2000万ドルのシリーズA資金調達を完了するなど、強力な支援を受けています。
LGのホームロボット:CLOid
LGのブースでは、新しいホームロボット「CLOid」が展示されました。可愛らしい見た目ながら、その動きはまだ改善の余地があるようでした。
元記事: https://techcrunch.com/2026/01/09/i-met-a-lot-of-weird-robots-at-ces-here-are-the-most-memorable/
