Google、Androidの音量ボタンに関するバグを公式に認める – アクセシビリティ機能との競合が原因

Android音量ボタンの不具合が公式に確認

Googleは2026年1月13日、Androidデバイスにおいて音量ボタンが正常に機能しないソフトウェアバグが発生していることを公式に認めました。この問題は、特にアクセシビリティ機能の一つである「選択して読み上げ(Select to Speak)」が有効になっているデバイスで確認されています。

バグの詳細と影響

ユーザーからの報告によると、「選択して読み上げ」機能がオンになっている場合、通常であればメディア音量を調整するはずの音量キーが、アクセシビリティ関連の音量を調整してしまうという現象が発生しています。これにより、音楽や動画などの再生中に音量調整ができない、または意図しない音量に変わってしまうという不便が生じています。

さらに、この不具合は音量調整だけでなく、カメラアプリケーションにも影響を及ぼしています。多くのAndroidユーザーが写真撮影のショートカットとして利用しているカメラ使用時の音量キーによるシャッター操作が機能しないという報告も上がっています。

Googleの対応と暫定的な回避策

GoogleのコミュニティマネージャーであるAadil Shaikh氏は、この問題について、「『選択して読み上げ』が有効なAndroidデバイスで、音量キーが期待通りに動作しないとの報告を受けている」と述べ、問題を公式に認めました。ただし、影響を受けるユーザー数、具体的なAndroidバージョン、および解決までの推定期間については言及されていません。通常、Googleはこのようなバグ修正を定期的なシステムアップデートを通じて展開します。

恒久的な修正が提供されるまでの間、Googleは暫定的な回避策を提示しています。影響を受けるユーザーは、デバイスの「設定」から「ユーザー補助」へ進み、「選択して読み上げ」をタップした後、「選択して読み上げのショートカット」を無効にすることで、この問題を回避できる可能性があります。

アクセシビリティ機能とユーザー体験

今回のバグは、視覚障がい者や読書困難なユーザーを支援する重要なアクセシビリティ機能と、基本的なデバイス操作との間で予期せぬ競合が発生したケースとして注目されます。Googleが提供するアクセシビリティ機能は、デジタルデバイドを解消し、より多くの人々が技術の恩恵を受けられるようにするために不可欠です。Googleが迅速にこの問題に対処し、全てのユーザーにとってシームレスな体験を提供することが期待されています。


元記事: https://www.bleepingcomputer.com/news/google/google-confirms-android-bug-causing-volume-key-issues/