サイバー攻撃発生と病院の対応
ベルギーの病院AZ Monicaは、
サイバー攻撃を受け、全てのサーバーをシャットダウンせざるを得ない状況に陥りました。この事態により、予定されていた処置は中止され、重篤な患者は他院へ移送される事態となりました。病院は、システムが攻撃されたことを受け、現地時間午前6時32分に全てのサーバーを遮断しました。
このサイバー攻撃は、アントワープとドゥルネにキャンパスを持つ同病院に深刻な影響を与えています。病院の発表によると、緊急治療室(MUG)および集中治療室(PIT)のサービスは現在利用できません。これにより、緊急外来は縮小された能力で運営されており、予定されていた処置は全て中止されました。
患者への影響と緊急措置
AZ Monicaの広報担当者Sofie Braem氏はVRT Newsに対し、緊急の治療は継続しているものの、患者のデジタル医療ファイルにアクセスできないため、
緊急性のない診察は当面延期されている
と述べました。この状況を受け、7人の重篤な患者が赤十字の支援を受けて他の病院に移送されました。病院は、残りの患者についてはAZ Monicaに留まり、必要なケアを受けていると保証していますが、
新規患者の受付手続きには時間がかかる
と警告しています。これは、職員が多くの情報を紙媒体で登録する必要があるためです。
事態の調査と今後の見通し
病院は関連当局に通知済みであり、現在、警察と検察がサイバーセキュリティ事件の捜査を進めています。攻撃の性質については特定されていませんが、
地元メディアは、病院内部からの未確認情報として、攻撃者が身代金を要求した可能性を報じています
。しかし、これらの主張は病院関係者および検察によってまだ確認されていません。医療機関は、機密性の高い患者データを扱うため、世界中でランサムウェアなどの脅威の標的となりやすい傾向があります。
AZ Monicaは、状況を引き続き監視し、さらなる情報が入り次第、更新を提供すると述べています。
「AZ Monicaの重点は、患者の安全とケアの継続に揺るぎなく置かれています。AZ Monicaは引き続き状況を密接に監視し、より明確な情報が入り次第、さらなる更新を伝えます」
と病院は付け加えました。
